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宿り木の下で2-3※にしおりをはさみました!
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Kissing under the mistletoe(期間限定公開)
宿り木の下で2-3※
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秋音の唇がそこに触れた瞬間、身構えていたはずなのに、まるで雷に打たれたように、身体がびくんっと跳ねた。今まで感じたことのない鋭い快感が、一気に奥まで走り抜けていく。
「あっ……っぁん」
びっくりするほど大きな声が出て、雅紀は慌てて自分の口を押さえた。
(……なに、……これ、なに?)
きゅーっと唇で摘まれて、熱い舌でれろれろと掘り起こされる。普段は意識したことのない慎ましやかな蕾が、次から次へと沸き起こる甘い痺れに翻弄されている。乳首だけでこんなになるなんて、信じられない。
「手、外して、雅紀。おまえの声、聞かせてくれ」
上目遣いに自分を見る、秋音の少し欲情した瞳と目が合った。その熱っぽい眼差しに余計に煽られて、身体の奥がきゅんっとなる。雅紀は口を押さえたまま、ぷるぷると首を横に振り
「やっだぁ……むり……っ」
「おまえ、どうした? いつもより、感じてるよな」
(……ほんと。なんか今日の俺、やばいしっ)
「手、外さないなら、こっちも触るぞ?」
秋音はちょっと意地悪な顔で笑うと、再び乳首にちゅっと吸い付きながら、下に伸ばした手で雅紀の股間をきゅっと掴んだ。
「……っっっ!」
既に反応して下着を押し上げているそこを、急に鷲掴みにされて、胸と同時の強烈な刺激に、身体がびくびくと飛び跳ねた。
「…っんっぁ……やぁ……っ」
「可愛いな。おまえのここ、もうかちかちだ。キスだけで、こんなになってるのか」
秋音は満足そうに微笑むと、舌で乳首をぺろぺろしながら、掴んだふくらみをゆるゆると扱き出す。
「…っぁあ……んぁ」
両方に与えられた刺激に、身体が急激に熱くなる。雅紀はもじもじと腰を捻り、秋音の頭を縋りつくように抱き締めた。
(……気持ちいいっ、だめっ、気持ちいい……っ)
掠れた声を漏らしながら、雅紀がもじもじと腰を揺らす。その反応がぞくぞくするほど可愛くて色っぽい。
今夜の雅紀は、どうやらすごく感じやすいらしい。
甘えた声は既に止まらなくなっていた。胸の尖りは完全に熟れきって、ちゅっと吸う度に堪らない鳴き声をあげる。
スラックスを押し上げているペニスも、かちこちに固くなっていて窮屈そうだ。
(……チャック開けて、楽にしてやるか)
秋音はそろそろと指でスラックスのボタンを探って、慎重に外した。敏感な場所を痛くしないように、そっとジッパーをおろす。そのまま飛び出してきたものをトランクス越しにぎゅっと握ると、雅紀は詰まったような声をあげて、全身を硬直させた。
(……すごいな。もうイきそうじゃないか)
秋音は、雅紀を抱く時には、じっくりゆっくり時間をかけたい方だ。青い固い蕾が徐々に色づきふくらんでほころびていくように、少しずつ少しずつ愛撫して高めてやりたい。でもどうやら今夜は、雅紀にそんな余裕はなさそうだ。
というか、そんな雅紀に煽られてしまって、自分も焦らしているゆとりはない。
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