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*35
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〜琉side〜
16時
小雪と恋が楽しげに帰ってきて、琉は若干拗ねたものの、今は3人で食事の準備をしていた。
「何時頃みんな来るって?」
「18時頃だそうです。」
琉が聞くと恋が時計を少し見てそう答えた。
「恋さーん、これどうする?」
「あ、それはこっちで…」
恋は小雪の方に行き、2人で仲良く話しながら用意をしている。
琉としては、嬉しいのだが複雑な気持ちだった。
小雪と仲良くやってくれるのはもちろん嬉しい。それにいいことだとも思う。
だが、嫉妬のような感情がないこともない。
琉は自分で、自分は独占欲が強すぎるなぁ、などと思い、苦笑した。
「琉さん、先にお風呂入りますか?」
大方の用意が終わると、恋がそう言った。
「ん、小雪が先入れば?」
「いいんですか?」
「おう、いいよ。一応客だしな。」
「じゃあ僕お風呂先に入るね。」
小雪はそう言って浴室に向かう。
「れーん。」
琉は恋を呼び、ソファの隣に座れ、と合図する。
恋は食材を冷蔵庫にしまって、おとなしく隣に座ると、いつものようにクッションを抱えた。
琉はそんな恋の頭を撫で、抱き寄せる。
「どうしたんですか?」
「んー、なんか恋が小雪と仲良いから寂しいなって思っただけ。」
「ふふっ、嫉妬ですか?」
恋は楽しそうに笑う。
「そうだよ、悪い?」
琉は恋の首筋に顔を埋める。
琉の吐息がかかるのか、恋はピクリと体を震わせる。
「れーん。」
わざとらしく耳元で囁くと、恋が小さく声を上げた。
「琉さん…」
琉は顔を起こすと、恋の前髪を掻き上げながら、腰を抱き、キスをする。
「んんっ…ふぁ…りゅ…はん…」
恋の頬が赤く染まり、チュ、クチュ、と音がなる。
「んん…だ、めっ…」
息継ぎの合間に恋が琉を止めようと声を上げるが、琉は止めるどころかさらにキスを深くする。
「ぁん…ふ…ん…はん…」
恋の声が甘いものに変わってきて、琉の腹部に固いモノが当たる。
小ぶりなソレでも、わかるくらいには十分勃ち上がっていた。
キスを続けながら服の下から手を入れ、胸の先端に指を這わせる。
「ふぁんっ…あっ…ん…ぁ…ぁ…」
恋はピクリと体を震わせ、快感から逃げるように身を捩る。
「りゅ…さん…だめっ…」
唇を離すと、恋は抵抗しようと琉の胸を押し返すが、それは弱すぎる抵抗で、琉はそれを簡単に押さえつけ、ソファに押し倒す。
「んやっ…ぁ…りゅう…さぁん…っ…」
「やだって言ってるけど勃ってる。」
そう言いながらズボンの上からツーッ…とソレをなぞると、恋はビクン!と反応して背中を反らせる。
「気持ちいの?」
「んんっ…ん…」
恋は口をぎゅっと結んでフルフルと首を振る。
「もうここ、こんななのに?」
「ん…やぁっ…こゆきさん…きちゃうっ…」
「んー、どうしようかなぁ。」
「ん…あ、あとでっ…あとでなら…いいですからっ…」
恋は顔を真っ赤にしてそう言う。
「ふっ…わかった。じゃあ今夜な。」
そう言うと琉は恋を解放した。
恋はハァハァと息をしていて、Tシャツが少し捲れて白いお腹が見えている。
なんともそそる格好だが、今夜はしていいと言ってくれたから今は我慢することにする。
「ふぁー。気持ちよかったー!恋さんお風呂ありがとう!」
小雪が部屋に入ってきて、恋は慌てて起き上がり振り返る。
「っ…はい…」
「恋さん顔真っ赤だね?熱でもある?」
「だ、大丈夫ですっ!」
「…へぇ。」
恋の反応を見た小雪がニヤニヤと琉を見てくる。
「んもう、琉さん、するならベットでしなさいよ。」
「だから最後までしてないだろ。」
恋は小雪と琉の会話にカァァッと顔を赤く染める。
「恋さんお風呂いく?」
「行きます…」
恋はその場から逃げるように浴室に向かい、残された小雪と琉はクスクスと笑った。
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