アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
#*172にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
#*172
-
〜紘side〜
「んー…」
千秋は、恋たちが帰るとソファにあったクッションを抱きしめ、体をゆらゆらと揺らし始めた。
千秋たちのトークを見たときは、すぐに千秋を抱きしめてイチャつきたくなった。
3人は会話だけでなく、使う顔文字やらテンションやら、何から何まで可愛いのだ。
かと思えば、3人で抱き合ってきゃっきゃっとし始めるものだから、もう限界だった。
琉と翔也も同じだろうと思い、お祝い会はお開きにしたのだ。
「千秋。」
「ん?紘さん…」
へにゃぁ、と笑う千秋は、だいぶ酔いが回って来てしまったようだった。
「千秋、ベット行くぞ。」
「やっ…まだ寝ないもん…」
ただでさえ限界の理性を、さらに追い詰める千秋に、紘は深呼吸して必死に抑える。
「千秋。恋たちとのLINE、楽しいか?」
「ん?はい。みんなで話したり、顔文字使ったり、楽しいですよ。」
千秋はまたへにゃぁ、と笑う。
「あ、でも、紘さんはもう見ちゃダメです…」
「なんで?」
「恥ずかしいから…」
そう言いながら、顔の下半分をクッションで隠す。
(くそ…可愛い…)
「千秋。クッションどけて。」
「だめ…」
「なんで?」
「どけたら、ちゅーする、でしょ?」
全くその通りではあるが、それを我慢しろと言われても無理な話だ。
「じゃあ唇じゃなきゃいいのかな?」
紘はそう言いながら、千秋の額、瞼、頬、耳、首筋、鎖骨、とキスをしていく。
「んっ…や…」
千秋の腕がだんだん下がってくる。
それを見逃さず、グイッとクッションをどけると、千秋の唇を奪う。
「んっ、んぅ…んっ…」
もう我慢なんてできない。
千秋の舌を掬い上げて、絡めて、手は胸元に。
服の上から胸の先端を弄り回すと、そこは芯を持ち始める。
「んっ、ふぅ…んふ…」
そのまま触っていると、千秋がビクビクと震える。
その反応が可愛らしくて、愛撫を激しくする。
「んっ、んぅ、ん…」
キスをやめてほしいのか、トントン、と胸を叩かれるが、キスをやめることなく手で胸を愛撫した。
「ふぁ、あっ、あぁ…」
唇をやっと離してやると、千秋は体を紘に預け、高い声を上げる。
「あっ、だめ、だめっ…」
「ん?なんでだめなの?」
「も…イっちゃう…」
「胸だけでイっちゃうの?」
「だって…紘さんが…キス、するから…」
顔を真っ赤にして、くたぁ、と紘に寄りかかりながら千秋がそう言う。
「…千秋、今日は煽りすぎだな。」
紘はそう言って苦笑すると、千秋をサッと抱き上げて寝室に向かった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
375 / 832