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3-3にしおりをはさみました!
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3-3
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次の日僕は紘と一緒に門の近くの植え込みにいた。
もちろん王道転入生のイベントを見にね!!
「天吏〜。ここ本当にばれない?」
『うん。ここなら転入生と副会長からは死角になるは
ず!!』
「なんで副会長が来るってわかるんだ?」
『勘』
「勘」
『双眼鏡もバッチリだし、来いっ!!おぬしがアンチか
確かめてやる〜!!』
(んがわい゛い゛ぃ゛)
「アンチってなんだ?」
『転入生には3パターンあってね。普通の転入生と、王道
転入生、アンチ王道転入生がいるんだ。
王道転入生は学校にいいこと。アンチはその逆を引き起
こすんだ。』
「たとえば?」
『騒音ボイスとか、物壊したりとか、生徒会機能しなく
なったりとか。』
「最悪じゃん!!」
最悪なんだよ。今回どうやらアンチっぽいし。
『紘は風紀入ったでしょ?気をつけてね。声かけられる
よ。』
「大丈夫!俺は天吏を守るために入ったしな!!」
『紘お父さん……!!』
(あ、母から父になった。)
「ところでなんで天吏はそんなに詳しいんだ?」
『あ、僕腐男子なんだよね。BL好き?って言うのかな…
僕はホモではないけど……多分。』
「そうなのか。」
『うん。これから堂々とリビングで本読めるね!!』
「そ、そうだな」
紘の前で読んでるうちに一緒に語れるくらいに洗脳できてるといいな………。
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