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一難去って(遥翔)にしおりをはさみました!
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一難去って(遥翔)
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はぁ...あいつ。
αの本能で動いてるだろ。
にしても...見たことある顔だった気が...
「佐々木くん、さっきのsugeretのATSUだろう。」
「あぁ、それでか。
見たことあると思いましたよ。」
はは...
前の番は国民的アイドルかぁ...
なかなかキツイものがあるぞ。
「佐々木くん、よく呼べたね。」
「あぁ、昔仲良かったので...
長い間ろくに連絡してなかったし、出てくれるか正直賭けでしたけど...
こんなことになってすいません。」
佐々木はずいぶんと落ち込んでるみたいだった。
そこまで落ち込まなくてもいい。
αなら普通の行動だ。
にしても...
さっきから、ゆきちゃんがちょっと重い...
「ゆきちゃん?
おーーーーい」
寝ちゃってるのか...。
「んん...あっく...」
「泣いちゃって...」
辛いだろうね。好きなんだもんね。
あの人のこと。
でも、もう普通の時でも触れることは愚か
発情期が近いときには
彼には近づくことすらできないだろう。
もっと言えば、彼の居ない発情期は...
泣くんだろうな。それはそれはひどく。
正直、僕だって戸惑ってる。
今は恋してなくとも
今まで好きになった人はほとんどβだし。
女の子だし。
一回だけ、男のΩを好きになったこともあるけど...
あの時は忙しくて、恋だの愛だの言ってらんなかったしなぁ。
んんー。どうしたもんか...
「山崎!!」
「はいっ!」
「いいのか、と言ってるだろうが。」
やべぇ。全然聞いてなかったああああ!!
「すみません。聞いてませんでした...」
「お前は!!」
教授は手元の本?を丸めて、僕の頭をパコンと叩くと、
溜め息をついた。
「ちゃんと聞いておけ!
天野を連れて帰っても大丈夫か?と聞いておる」
「え?!」
まさか、教授が?!
「いえ、僕が...」
「ほう。そうか。
かわいそうだからか?それとも、珍しいからか?」
キツイ視線が飛んでくる。
けれど、それに関してはどっちも違う。
「運命の番。だと思ったからです。」
迷わず、目を見て言えば
教授は軽く口元を緩めて、微笑んだ。
「そうか。やはり、そうか。
一部屋でも、鍵のかかる部屋はあるか?」
「はい。僕の今の寝室が。」
うんうん。と頷くと
「山崎はもう帰れ。
連絡しなきゃいけない教授があれば、
言っておく。」
大丈夫です、と答えて
佐々木に「またな」と言う。
ゆきちゃんは、あいもかわらず
フェロモンが出ているようだった。
そのため、出費が痛いけどタクシーで帰ることにした。
お姫さまだっこだからか、
涙の跡が残った顔がちゃんと見える。
結構、イケメンだな。
あと、必死な顔は不覚にもかわいいと思った。
笑ったら、どんな顔するんだい?
「ゆきちゃん。
僕にも早く笑ってね」
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MiRRORの楽屋
彰「れーお♡大好きだよー」
玲「俺も好きだよ、アキー♡」
篤「はぁぁぁぁぁ…」
眞「ASTUさん、すいません。。。」
篤「海音」
海「なに?」
篤「俺もう、海音でもいいや。」
海「そんなの、嬉しくねーよ!
ほら!もう本番だから!みんなしゃきっとして!!」
一同「…うぃーーー。」
海「ファン、全部捕るよ?(笑顔)」
一同「すみません、すぐに支度します!」
マネさんズ
「なんだかんだ、海音くんが一番大人だよねぇ。童顔なのに」
海「だーかーらっ!童顔いうな!!」
マネさんズ「すみませんでした!」
結論。
海音が一番強い。
補足 : 年齢的にも海音が一番大人です。
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