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18歳以上ですか?
4*にしおりをはさみました!
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4*
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「ん⋯⋯早い。自分ではやんねぇの?」
口からとろり、と俺のものを吐き出しながらシンに聞かれるけどそれどころじゃない。
全速力で走ったかのように息が苦しい。
シンと気持ちいいキスしてる時の比じゃない。
あ、ダメ。頭がとろとろする。
「気持ちよくてとんだ?⋯⋯会長?え、おい、嘘だろ.....?」
頭上から聞こえるシンの声に応えることも出来なくて、俺は重力に負けて瞼を閉じた。
***
「えーっ?マジでぇ?!!やっばーい、シンちゃん可哀想ーっ!!!」
大爆笑しながら言われる可哀想には、これっぽっちも同情なんて含まれていないことが分かる。
「ハルヒ、潰すぞ」
「えっ!待って、シンちゃん、顔がマジ!!え、ごめんなさいっ!!!」
次の日、生徒会室でヒサにハジメテはどうだった?って聞かれて思わずありのままを話しちゃった。
ら、こうなった。シンが慌てて止めてたのはこういう事になるって分かってたからなんだね、ごめん。
あ、ヒサもついでに怒られてる。ごめん。
「ちょ、シン!俺一応先輩!!」
「うるせぇ!シュウさんの側にさえいられれば生徒会なんて踏み台みたいなもんなんだよ!!!」
「理不尽!!」
シンの猫被りがとれてる。
もしかして、知らなかったの俺だけなのかな?
「あーらら。見事に大爆発してるね。まぁ、お預けされた男はあぁなるよね」
ポカンとしてたらサンが呆れたように言った。
やっぱり俺がしちゃったのは酷い事なんだって思って、次こそは頑張るぞって心に決めた。
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ひとまず恋人(?)になれました!
これからは恋人編としてお話は続きます!
亀更新ですが、どうぞよろしくお願いします!
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