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お泊り 2にしおりをはさみました!
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お泊り 2
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どれくらい抱きしめられていたのか・・・・
「敦?」
「廉・・・・キスしていいか?」
「うん・・・・////」
チュッ
敦とキスしたり抱きしめられたりするのはいやじゃない
心地いい 気持ちいい
「廉、予定たてよう」
「予定?」
「いろんなとこ行こう。廉の行きたいところ。」
「うん」
「どこ行きたい?」
「敦は夏休みいつも何してるの?」
「俺は花火大会行ったりお祭り行ったり。廉は?」
「俺は・・・・・家にいる。」
「ずっと? 家で何してるの?」
「本読んだり、勉強したり。」
ずっと一人だったから・・・・・
「よし、じゃあ花火大会行ってお祭り行って・・・
他にはどこ行きたい?」
「俺は・・・・・遊園地。」
誰かと行ってみたかった
両親は小さい頃から仕事で忙しく今よりは家に帰ってきていたが
どこかに連れていってもらったことはなかった。
翔とは家で遊んだりするだけ。
彼女を作らなかった俺にとって誰かとどこかにいくのは
ほぼ初めてだった。
でも遊園地なんて子供が行くところだよな
それに男同士で行くなんて・・・・
「よし!遊園地な!」
「えっ?いいのか?」
「当然だろ。好きなところいっぱい行こう。
俺が案内してやる!」
「敦・・・・ありがとう。」
今年の夏休みは思い出作りたいな
「今日は家でのんびりしような。」
「そうだね。そろそろ夕飯の買い物行ってくる。」
「俺も行く!」
「えっ?わかった。ちょっと待ってて。」
メガネと前髪下ろさないと・・・
外には出られない・・・・
「そのままでいいよ。」
「えっ?でも・・・・」
「顔見られるのやだ?」
「そうじゃないけど・・・・」
「そんな顔して男誘ってんじゃねぇよ。」
あの言葉を言われてからこの顔が嫌いで
隠すことしか考えてない
「大丈夫。誰かに何か言われても俺が守るから。」
そっか。今、俺は一人じゃないんだ
「わかった。」
敦に髪を整えてもらって
俺は約2年ちょっとぶりにメガネと前髪を下ろさないで外に出た
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