アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
伊宮の交流関係その3にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
伊宮の交流関係その3
-
まぁそんなこんなで伊宮はいい子ばかり好きになる。
あ、likeだよ??loveじゃない方だよ??
それでも伊宮とずっと一緒にいるのは俺だし、伊宮の事を一番に理解してるのもこの俺、橘様だよ☆
でもかと言って伊宮はいい子なら全員仲良くなれるか、と言ったらそうでもない。
たまたま同学年の図書委員全員が優しかっただけの話。
それに青山くんとかは比較的フレンドリーで話しやすかったし、同性を好きになることに対しても偏見はない。
俺がゲイだと知っても青山くんは、
「へー、そうなんだ。やっぱり男子校だね。僕の生まれ育った場所には男子校なんて無かったからね、もちろん女子校もだけど!」
なんてさらっと俺がびっくりすることを教えてくれたけどその後にも俺に対する態度は全く変わらなかった。
そういう所は俺も青山くんがいい子だな、と思うところだけどね。
まぁ何回も言うようだけど伊宮の交流関係は狭いように見えて広い。
そして、仲良くなる子は全員いい子!
それはもう決定だね。
「でも伊宮」
「ん?」
「まさか今の1年生の岸谷くん??だっけ?」
「あぁ」
「その子とも仲良くしたい!とかは思わないでしょ??」
「当たり前だろ」
「そこだよねー」
「???」
伊宮はいい子とは仲良くなりたいと思ったり仲良くしてるけど、その人たちは必ず同じ学年の人だけ。
伊宮はいくらいい子でも先輩、後輩とは仲良くなろうとしない。
「あいついい子だな、すげぇな」
とかは言っても仲良くなるのは必ず同学年の人。
前に伊宮に
「なんで伊宮って先輩後輩とかは仲良くなろうとしないの?」
と聞いた時に
「は?だって仲良くなったところでオレは先輩に敬語使うのも後輩に敬語使われるのも両方ごめんだ。んなめんどい友達関係は求めてねぇからな。」
と言われた。
そしてその後に「それにお前がいれば充分だから。そんな気にしたことねぇわ。」
と普通に言ってきた。
まただよ。
またツンデレのデレ急にきたよ。
でもそうやって言ってくれたおかげで俺も伊宮がいれば充分だー!!!って思えたし、その時は本当に嬉しかったな、としみじみ思う。
「おい、入学式終わったぞ。」
「へ?ほんと」
そんなこんなで昔の回想をしていたら入学式が終わっていた。
その後伊宮に抱きついてビンタされそうになったのは言うまでもない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
14 / 27