アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
好きなのに②にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
好きなのに②
-
自分の気持ちが抑えられずに怒鳴ってしまい、悠斗はハルの顔を見れなかった。
完全に俺の八つ当たりだ。
「…ごめん、…朝メシ食べいこ」
「…ん」
それから2人は言葉を交わすことなく、着替えと身支度を済ませて朝食に向かった。
バイキングのテーブルは別々のテーブルに座り、さっさと食べてなんの味もわからなかった。
なんで、好きなのにハルを笑顔にさせられないんだろう
ハルは俺を好きと言ってくれたのに、信じられない
その好きは、本当に好き?
俺のこんな汚い部分を受け入れてくれるくらいに?
俺は、九条が俺にしたように、ハルを…
その唇を、身体を…
無理だ、そんなの。俺がどうかしてるんだ。
…俺はハルに触れないほうがいい。こんな汚い手で。
あぁ、こんなに苦しいなら…
九条に抱かれている時のほうがずっと楽だ
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
29 / 292