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白色が紫色宅へ。3にしおりをはさみました!
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白色が紫色宅へ。3
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白
考えもしなかった問題にどうしよう、直面してしまった。
いやね、元々持ってきたものが猫耳つきの変な趣味したパーカーと100円というのはキツすぎだと思う。
くそ、あの理不尽野郎(管理人)め。
アイツはきっと明日奥様と別れてしまうだろう。ざまーみろ。
……冗談ですけど。
それより
「服がない!」
思わず大きく叫んでしまう。
風呂から上がったあと、
体を拭きパーカーを着ようとした時に気づいた。
綺麗に跡形もなく僕の服が片付けられていたのだ。
多分、紫先輩が洗濯してしまったのだろう。
だって横にある洗濯機の中で猫耳が可愛らしく浮遊してるもの。
なんだ?裸でいろというのか?裸で街を歩いて欲しいのか?
紫先輩にはそんな趣味があったりしたのか?
いやいやいやいや、嘘だったりしてくれるよね?
「う~ん、どっかに紫先輩の服ないかなぁ?」
先輩の服を仕方なく借りるために
洗濯物が入れられているであろうタンスや、籠の中を漁ってみる。
僕は綺麗に整えられた部屋を漁るのが好きだったりしない。
丁寧に調べていくとタンスの一番下に紫先輩のTシャツがあった。
僕のサイズよりかなり大きい黒色のシャツ、何だろう、男として何か負けた気がするなぁ。
シャツを嫌だけど着用した僕はそのまま風呂場を出た。
シャツの裾が膝少し上だとか、
多分気にしたら負け。
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