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第9話 悲しみのトーマス③にしおりをはさみました!
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第9話 悲しみのトーマス③
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スッ
トーマス「!」
オリバー「とりあえず、帰ろう?お家に帰ろ?」
トーマスはオリバーの手を握る。
トーマス「…うん」
カツカツ…
エドワード「と、トーマス…」
トーマス「!」
トーマスとオリバーが声のした方を向く。
すると、そこには、エドワードやジェームス、ゴードンやヘンリー、ダックとパーシーが居る。
トーマス「…君たちも、僕を責めに来たの?」
エドワード「違うよ」
ゴードン「バーティー、お前に何か言ったか?」
トーマス「告白されたよ。でも、僕は何も答えてあげられなかった…。」
ジェームス「…そっか」
トーマス「追いかけもしなかった…っ」
ヘンリー「仕方ないよ。」
トーマス「うぅ……僕って、やっぱり…知らずのうちに人を傷つけてる…」
パーシー「そんな事ないよ!
僕たちは、そんな優しいトーマスに助けられてきたんだ!
君は少し、モテやすい体質なだけ!!それに、オリバーをこんなにも愛してるじゃないか!」
ダック「そうだよ!今回の事は、仕方ないことだよ!」
ギュッ
トーマスはみんなのセリフに涙を流す。
それを見たオリバーがそっと、肩に手をかける。
トーマスの涙を見て、ゴードンとヘンリー以外のメンバーが涙をこぼす。
エドワード「バーティーだって、君に好きと伝えたんだ…それでいいじゃないか…っ」
ジェームス「そうだよ!バーティーだって、分かってるはずだよ!」
ジェームスはエグエグしながら、そういう。
スッ
ゴードン「トーマス。あまり自分を責めんな。
そんなお前を俺たちは見てられない。だからこうして、お前達の前に俺たちが集まった。」
トーマス「…っ!ゴードン…!!」
トーマスはゴードンに抱き付き泣きじゃくる。
トーマス「…わぁああああああああん!!」
そんなトーマスをゴードンは抱きしめる。それと同時に、ヘンリーもトーマスを抱きしめる。
オリバーは、それを見て涙を浮かべる。
オリバー「うぅ…グズッ」
ダックとパーシーはオリバーに近寄ると、一緒になって泣く。
ザァ…
?「!」
キュッ
?「この感じは…?」
続く
→
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