アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
職務にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
職務
-
永遠に会いたい…そう言いながら、俺の前からか必死に涙を堪え手震えている。
そんな刹那の姿を見ると、先程永遠を1発ではなく3発くらい殴っておけば良かったと思う。
詩輝『明日の放課後、連れてくるかろな。』
頭を撫でながら言うとコクコクと頷いた。
コンコン
部屋の扉をノックする音が聞こえる。
扉に向かい、入室の許可を出す。
詩輝『大丈夫だ。』
入って来たのは充希。
俺は流石に仕事に戻らなくてはいけないから、せめて充希をと頼んだのだ。
詩輝『俺は仕事に戻らなくてはだから、充希頼めるか?』
充希『当たり前です、刹那様の姿を見れて安心します。』
充希が刹那に微笑むと、刹那は心配そうな顔をした。
刹那『でも、充希さんにもお仕事が…』
充希『私の職務は刹那様の執事ですから。
それに書類作成や取引、予定の管理などはノートパソコンで済みますので貴方の隣で行わせていただきますね。』
刹那『ありがとうございます…詩輝さんもお仕事中にありがとう。』
詩輝『あぁ、じゃあ戻るよ…。』
そのまま、詩輝さんは部屋を出ていった。
刹那は再び先程服用した薬の副作用が起きて瞼を閉じた。
充希『おやすみなさい…』
静かに頭を撫でてつぶやいた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
119 / 143