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3.sideとみたけにしおりをはさみました!
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3.sideとみたけ
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雨の日だった。
「うっ、ひっく、…」
学校近くの公園のベンチ。俺の愛しい愛しい人が泣いていた。
「裕太?どうした?」
「陽向…、俺、碧海と喧嘩しちゃった…。」
「なにがあったんだ?」
「碧海がすっごい仲良さそうに女の子と喋ってて…、俺、なんか寂しくて、碧海に怒っちゃって、それで余計に怒られちゃって、それで…」
「そうか。」
「俺、寂しかったんだ…」
「なぁ、俺の家に来ないか?」
言ってしまった。弱みに漬け込んで、ダメだってわかってた。でも、どうしても、好きで好きで堪らなかった。
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