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『ようこそ、完全会員制SM交流サイトUndergroundへ』
黒背景に白で書かれた文字、紅い蝶が飛べば 『登録する』のボタンが現れる。
勿論迷わずに登録するを選択。
『男性ユーザー登録』『女性ユーザー登録』
男性ユーザー登録を押して次の工程へ…。
此処で最大の難所が現れた。
『M男で登録する』『御主人様で登録する』
SでもMでも無いこの性格…。スマホを持ったまま唸った後、別タブを開いて何かヒントを求めてみる。
すると気になる記事が一件。
SMサイトでは御主人様登録する男性は希少価値が高いから女性ユーザー入れ食い状態。ブスでもめちゃくちゃ人気になれる。
これ…は、ハーレム状態は魅力的なものがある。けどドSが分からなくて登録してる俺にドSを求められても困るだけで終わる…。
若干躊躇いながらもM男でユーザー登録を進める。
年齢や住んでる地域、ユーザーネームなど軽い設定をさっくりと終え、未知の領域へと踏み入る。
UGは思っていたよりもしっかりとしたサイト構成で、人気のブログランキングや御主人様と奴隷の交流ルーム、同属性のチャットルームなどがある。
取り敢えずこのサイトでのルールや使い方などを聴き込むために同属性のチャットルームへ飛ぶ。
沢山の部屋が並ぶ中に『初心者M男お助けルーム』という部屋名を見つけて 入室する。
さすらいのM男 : おっ、初心者来たか?
入室してスグに反応が来た。
ハル : はじめまして。
三毛猫 : わーい!はじめましてーっ☆
HENTAI : 初心者さん、いらっしゃい
さすらいのM男 : 何か困り事か?
ハル : さっき登録したばっかりで、どうしていいか分からなかったらここを見つけて。
HENTAI : なるほどな、んで、ハルさんは何求めて登録したん?
三毛猫 : それによっても違うよね〜、どんな属性のM男さんなのーっ?
これは、自分がM男だと思われている。いや、仕方ないけど。
誤解?を解くために彼女に振られた話やドSと思われる事、このサイトに来た経緯を
チャットルームの人達へ説明してみる。
さすらいのM男 : 成程。ドSとは何かを学びに来たという事か。
HENTAI : 災難やったなぁww
三毛猫 : 僕達で良いなら協力しちゃうよ!
M男じゃないなら来るな!みたいな反応が来ると思ってたから…この優しさは意外だった。
ハル : ありがとうございます、凄い助かります。
さすらいのM男 : 困った同志達を助けるのが役目の部屋だからな。今回は違うが、それでも仲間だ。
三毛猫 : 僕達も前は初心者だったしね♪
HENTAI : 俺も似たような感じでM男登録したからなぁ。
三毛猫 : え、そうだったの??!
さすらいのM男 : それは知らなかった。
優しい人達は傷心に沁みる、この部屋選んでよかった。
三毛猫 : 取り敢えず人気の御主人様ブログとか読んでみれば良いと思うよ!
さすらいのM男 : 後はM男やM女に聞き込むとかか。
HENTAI : 実際に調教されるのもありやと思う。
最後のは流石にハードル高いな。
ハル : ありがとうございます、取り敢えずブログ行ったりしてみます。初めて入ったのがここで良かったです。
さすらいのM男 : 礼には及ばん、これがこの部屋の意味だからな。
HENTAI : うんうん、役に立ててよかったわぁ。
三毛猫 : どういたしまして~♡
それにしてもハル だなんて言うから有名御主人様かと思っちゃった!
さすらいのM男 : M男チャットには来ないだろう。でもまぁ一瞬驚くな。
HENTAI : 確かに、一瞬ビビるわな。
3人だけで盛り上がり始めたチャットについていけなく眺めていれば。
何やら同じ名前のユーザーで有名な御主人様がいるらしく、なかなか交流することが無いらしい。
ふーん。などと思っていれば3人の話は更に盛り上がり勝手に俺がそのユーザーが出没するという心の繋がりも含めた主従関係を求める交流ルームに張り込んでドSとやらを学ぶコースが決められていた。
三毛猫 : って言うことで!ハルさん!有名御主人様の『はる』さんと交流してきてね!!!
HENTAI : 結果待っとるわ〜、ここの4人用のチャット作ろう。
さすらいのM男 : すまない新人、二人の暴走と自身の好奇心を止められなかった。
なんてことだ。…まぁ、交流だけだし、それで良く言われるドSが理解出来れば良いかな。
ハル : わかりました。取り敢えずやってみますね。
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