アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
入学式 7にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
入学式 7
-
「先生~!俺たち犬ではありませんw」
と雪渓が。
「むしろ犬なのは親衛隊だと思いますw」
と嫌味をアリスが言ってゆく。
「俺の目にはお前らに耳としっぽがあるように思えるぞ」
「あるのは牙狼くんと氷狐竜くんだけですー」
「ふっ!そんなお前達も大好きだぞー」
抱きつこうとする烏鷹。
それに対しアリスは華麗に避け雪渓に抱きつく。
「ギャアァァァァ━━━━━━━━━━━━!!!!!」
大声で叫ぶ雪渓の声がうるさすぎて烏鷹以外、耳を塞ぐ。
……うるさい
帰りたい…
「先生……そんなことしている暇はあるんですか?」
と氷狐竜が時計を指さす。
「おぉ!やばいやばい。忘れるところだった」
俺たちは急いで廊下を出ると他のクラスはもう準備をしていたのである。そのためFクラスは注目を浴びている。
「きゃー」とか「美形が5人も\(//∇//)\」とか「先生もいい…」
などなどそんな声が聞こえる。
「鬼気…前進んでる」
後ろからアリスの声がして「すまん」と一言いい歩く。
体育館が見え長い列が出来る。
なのでクラス事に列になる。
【そろそろ始まるのじゃな】
『ワクワクして何かいいことてもあるのですか?』
【特にはないのぅ】
『チッ!禿げろ』
【お主はわしに対して暴言を吐きすぎてはないか?】
『そんなことはありません。皆、平等です』
【灼にはそんな言葉は吐かんじゃろ】
『主ですから』
とティアナとヒタキが他愛もない話をしていた。
「よし!お前らここが第一歩だ」
「第一歩が長すぎだと思いまーす」
と雪渓が言うと周りのクラスが笑い始める。
「ふん!まぁいい」
「いいなら前進んでや~」
「Sクラスが最初だろ!Fは最後どすー」
「先生キモいな」
とまた笑い出す。あたりを見ると緊張が解けた人も、お腹を抑えてすごい笑ってる人、クスクス笑ってる人、制服を正す者もチラホラ見える。
ここがクロウズ学院か……面倒なことがなければいいが…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 19