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朝にしおりをはさみました!
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朝
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朝日が目に染みる。
兄と最後まで結ばれた。光魔法は体力回復、病気・怪我の治癒、物体修復、そして浄化、清浄もできる。
もう無理と言っても回復され、涙でぐちゃぐちゃになった顔も綺麗にされた。魔法の使い方が間違ってる!
「ふぁっ!?」
便利だけども!と枕に顔を埋めていたら背中を舐められた。
「に・兄様」
昨夜を思い出して顔が赤くなった。おかまいなしに抱き締められる。
「おはよう、リア、痛い所はない?」
「ぁぅ、なぃです」
真っ赤な顔で見上げて答える。輝く満面の笑顔の兄に気恥ずかしさが増して身悶えする。
「にぃさま、はなしてくださぃ」
兄の腕の中から逃れようとしたら更にギュッと力が増した。
「口付けてくれたら放す」
今の密着状態ですら心臓がヤバいのに!キス要求だとっ!朝からうっすら涙目。
「いや?」
「は・はずかしぃだけです」
本当に恥ずかしい。されるのと自分からするのは全く違う。
「私のリア」
耳に口づけられ、熱い息がかかった。ぞくぞくした感覚に身がよじる。
これだけで腰が砕けそうでヤバい。覚悟を決めて兄の頬に手をあてた。
「おはようございます、兄様」
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