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18歳以上ですか?
15にしおりをはさみました!
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15
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昨日あんなことがあったっていうのに…廣川くんは何食わぬ顔で学校に来て、まるで僕だけが夢を見ていたようにも思える。
「茜ーっ!お、は、よっ」
バッと僕の眼鏡を取り上げた
「それ返さないと蹴るよ」
「…茜ってたまにすごく恐ろしいこと言うよね」
凛が大人しく眼鏡を返したので、眼鏡をかけてロッカーへ向かおうと振り返…
「おはよう、茜くん」
目の前に、廣川くんの姿が。
「うわ、っ!」
ただ純粋な驚きと昨日のことがあっての恐怖で思ったより大きな声が出てしまった
「ひどいなぁ。そんなに驚かなくてもいいでしょ?」
そんな…馴れ馴れしく声かけられても…!
凛が不思議そうな目でこっち見てるじゃん!
「えーっと?廣川?なんで?茜と仲良かった?」
頭に?を5つくらい浮かべて僕と廣川くんの顔を交互に見ている
撫でたい…!
「あ、いや…」
「そうなんだよ。俺、昨日茜くんと話してたじゃん、すっかり意気投合しちゃってさ。」
「ほーう!」
凛はおそらく何もわかっていない。
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