アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
2にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
2
-
次の日玲桜は相変わらずだ
普通に接してる
なぜ?それとも昨日のは夢か何か?
「おはよう玲桜」
「おはよ翔命
てな訳でおやすみ」
「また寝るのか?
さっきも…」
「ああ耳貸して」
玲桜のほうに耳を寄せて
「昨日の夢じゃないからね
返事はいつでもいいから…」
とささやかれ
そのまま寝てしまった
わからない
何を考えてる?
それに昨日なんか言ってた
よく玲桜は独り言をする
そんで人の事興味ない振りして
結構人の事をみてる
だから些細なことでも
気づける
自分でも人間観察が得意と言ってたし
だからといって冗談で告白する感じでは
なかった
なんか本気の感じだったし
どうしよう
ってか気づけば俺、玲桜の事で頭いっぱいに
なってる
あれ…俺は普通に女の子が好きなはず
どうしたんだよ…俺…
あ、坂口さんだ
なんか話してる
「あー翔命くんの事?
だってあたし彼氏いるし
すこし優しくしただけで好きに
なられてもねー
まぁ、イケメンだけど」
知らなかった…
気づかれないように
その場から
去った
教室に戻り
玲桜は知ってたみたい
なんで玲桜の事考えてるんだ俺…
「大丈夫?翔命」
「大丈夫だよ」
まぁ、分かると思うけど強がってみた
別に立ち聞きするつもりはなかった
でも聞いてしまった…
「大丈夫そうには見えなけけど
まぁ、後で話してるもらうけど
あ、僕の家に放課後ね」
本当に鋭いな…
玲桜って
玲桜どうして君は…
考えがむかしからわからない
全く読めない…
告白の返事
でも玲桜といると
なんかこう…胸が苦しい
上手く言えない感情だ
恋と呼べるかどうかはまだ
わからない…から…
まだ答えは出せない…
「ん、分かった
行くよ」
少し元気が出た
玲桜…もし…もし…
恋人になったら
俺を幸せにしてくれるか…?
なんて俺らしくもないな…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 45