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俺とマスター3✩⃛*にしおりをはさみました!
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俺とマスター3✩⃛*
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「も……ゆきひろっ…」
強請るように、自然と腰が揺れる。
あと少し物足りない快楽を与えられて、焦らされて……胎内の疼きが止まらない。
まつ毛を震わせて懇願すると、マスターは小さく微笑んで俺の足を持ち上げた。
「……っん、〜〜〜ッッ」
ズブズブと入ってくる質量に眉を顰める。
解されていたとはいえ、指とそれ自身では比べものにならない。
「大丈夫か?」
心配してくれるマスターと、吐息が重なって幸せな気持ちになる。
「ん、大丈夫……」
「ゆっくり、動くよ」
マスターの背中に腕を回して、その律動に構える。
「……っん、あ…ぁっ」
それはゆっくりではあるが、的確にいいところを突いてきた。
「カイト……っ」
ずんっと奥まで突かれて、呻き声が鼻から抜ける。
「んっ……はぁ、ふ…」
中に入れるって、こんな感覚なんだ……。
圧迫される苦しさはあるけど、それと比例して、とても幸せな気持ちになった。
「へへ……幸宏さんの…ここらへん……?」
お腹をさすって、中の質量を感じる。
「……可愛い」
小さく笑ったマスターに、心臓がとくんと跳ねた。
そのまま、気持ちいいところから奥にかけて擦り上げられ、甲高い声が漏れた。
「ここ、好き?」
顔にかかってしまった髪を払って、頬を優しく撫でてくれる。
コクコクと頷くと、貪るようなキスに唇を奪われた。
舌の先が絡み合い、上顎を擦られれば、快楽に身体が揺れる。
何度もピストンを繰り返す度に、ずくずくした熱が腰に溜まっていく。
少し下を覗くと、濡れた男根がマスターと俺の腹の間で揺れていた。
脈打って、汁をたらたら零すそれは、自分でも見たことがないほど卑猥だった。
「っんあ、あ、やぁ……い、んぁあ」
ゆっくりと、だけど着実に限界まで持っていかれ、生理的な涙が目尻を伝った。
「っ……いいよ、イって」
前立腺の辺りに振動を与えるように、亀頭で擦られては堪らない。
マスターのうなじに腕を回して、悲鳴に似た声を上げる。
「っあ、んは……いぁあああッ…」
双方の腹が俺の精液で濡れる。
少し遅れて、マスターも達したことを知った。
「っは……ん」
息を荒げる俺に、マスターが触れるだけのキスを落とす。
「まだ、足りない?」
その言葉に驚いて自身を見ると、完全には萎えていなくて、まだ何かを欲しているようだった。
「もっと……もっと、幸宏さんので一杯にして欲しいな…なんて」
段々と呼吸が落ち着いてきて、そんな挑発的な言葉を述べてみる。
苦笑したマスターが、俺の身体をくるっとひっくり返す。
その反動で男根がずるんと抜けて、咄嗟に「ひんっ」と声を上げてしまう。
「……そんなこと言ったら、もう止められないからな?」
後ろから覆いかぶさってきたマスターに再度挿入され、また違った角度の気持ち良さに自身の男根がぴくんと脈打った。
--「んん……ハッ」
目を見開いた俺の目の前に、マスターの寝顔がある。
そういえば……昨日の記憶は、何回目かの絶頂に達したところで途切れている。
意識を飛ばしてしまったのだろうか。
周りを見ると、まだ薄暗い。
そこで、俺は服を着ていることに気が付いた。
記憶がないけど、俺の身体は綺麗になっていて、ちゃんとパジャマを着ている……っていうことは、マスターがこれを………?
「……マスター、ありがとうございます」
寝ているマスターの鼻に軽くキスをして、いい香りがする胸元に顔を埋めた。
二度寝をした俺は、初めてマスターに会ったときの夢を見た。
とても、幸せな夢を。
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