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うらやましくなります?にしおりをはさみました!
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うらやましくなります?
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自己紹介、杉田だから、八番目。
…意外とこうゆうの緊張しちゃうタイプで。
「はい、じゃあ次のやつ自己紹介な?」
「杉田雪道です。好きな食べ物はラフランスで、苦手な食べ物はお肉です。よろしくお願いします。」
なんか、変に緊張して飛んじゃって、食べ物の話だけで終わっちゃったけど最後にニコッと笑って誤魔化してなんとか終わらせた。だって本当のことなんて言えないでしょ。趣味は自傷で嫌いなことは人と触れ合うこと、愛されることが怖いなんて。
先生が食べ物だけじゃねーか、とか男なら肉食え、なんて言ってたのはガン無視だ。気にしない。
あ、気になってた窓際の一番後ろに居た彼の番だ。こちらを向いている彼は予想以上の男前で、瀬川も十分背は高いけど、それ以上に高そうだった。
「…うらやましいな」
「ん?なんか言った?杉田」
「ううん、なんでもないよぉー!」
反応してきた瀬川を俺は苦笑いで返した。
「笹本 悠です。よろしく」
えー、それだけかよ、なんて先生はまたぼやいているが笹本君は無視をして着席をした。
なんとなく、そのまま笹本君をボーッと見ていると、目があった気がした。
なんでそう思ったのかと言うと、目があったかなって思った瞬間に彼の目がほんの少し見開かれたから。
…ん?どうしたんだろう。
まぁ、いいや、どうせ関わらないんだろうし。
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