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勧誘にしおりをはさみました!
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勧誘
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黒子side
「僕と一緒に来ないか?」
そう言われた時、僕にはその言葉がとても恐ろしく感じた
また、あの人たちのように繋がれ、監視され、躾けられる……どうして僕だけこんな目に合うのだろうか……
「……い……ゃ……です……」
必死に平然を保とうとするが目からはだんだん涙が溢れてきた
目の前の彼はそんな僕に驚き頭に??を浮かべている
「そんなに僕と働くのはいやかな?」
……え……働く……?
今度は僕の頭に??が浮かんだ
「僕は歌舞伎町でホストの仕事をしているんだ。最近従業員が立て続けにやめちゃってね…裏方の仕事を出来るコを探してたんだ。どうかな?」
裏方……裏方かぁ………
「…う……らか…た……っや…りた…い…です!」
涙目で僕は声を振り絞った
このまま追い出されても行くとこもないし、今の僕のこの体では外の世界では生きていけないだろう
僕は覚悟を決めて訴えた
そんな僕に彼はニッコリと笑いかけ頭を撫でてくれた
「ありがとう。名前がまだだったね、僕の名前は赤司征十郎。よろしくね」
そう言い、彼は僕の手の甲にキスをした
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