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♢12.にしおりをはさみました!
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♢12.
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……ん〜〜…ぁ?
気持ち良さげに大きく伸びをしていた蓮はしかし、ここが自室じゃないことに気づく。
んぁ?…あー確か昨日の夜は……クソ風紀の部屋にいって…そんで…………俺は……
___乳首で
「ッ〜〜〜!!!あ"ーーーークソが!!///」
最悪だ、桜坂 蓮一生の恥だ、なんだ俺は女か?いや、当初の予定では気持ちいいかどうかだったけどよ、まさかイクって!乳首でイクって!!!!!!!(半壊
ゴロゴロゴロゴロとあまりの恥ずかしさに、子供のようにベッドの上を転がっていると突然開かれる部屋の扉。
「__おい、起きてるか?」
「あ?勿論起きてるっての(キリッ」
「……。(なんでそんなキメ顔なんだこいつ)」
勿論、先ほどの動揺やら羞恥やらを誤魔化す為である。(逆に怪しまれてるので、あまり意味はないが)←
そんな蓮には何も触れず、入ってきた部屋の主_要は「飯ができた、さっさと来い」と手短に話すと部屋を出て行った。
時計を確認してみると、もうじき生徒が登校する時間だった。
仕方ねぇと朝特有の気だるさを感じながら、棚の上に置かれていた自分の衣類を着る。
程なくして部屋を出た蓮を出迎えたのは、なんとも美味しそうにテーブルに鎮座する料理達。
それに少しだけ蓮のお腹が鳴ったのは、彼の沽券にかかわる為スルーさせて頂こう。
とりあえず立っているのもなんなので、椅子に座ると台所から要がお茶とコップを二つ手に持ちやってきた。
「…なんだ、お前の事だから先に食べていると思っていた。」
「あ"?さすがの俺でも礼儀はなってるっつうの。」
……いやいや、どの口がそう言うのか。
地味な所で礼儀正しいなおい…と思ったが言ったらまた面倒だと学んだ要は何も言わず、お茶を注いでやり手を合わせる。
それに続くように蓮も手を合わせたのを意外に思いながらも、同時に口にする。
「「いただきます。」」
こうして、学園No.1である生徒会長と風紀委員長の朝食が開始された。
「…っおいお前!人のものを何堂々と盗ってる!」
「あ?てめぇのモンは俺のモンだろ?」
「どこのガキ大将だお前は!!」
「チッ、しゃあねぇなぁ…ほら、トマトやるからそれでいいだろ?」
「は?あー、ありが…って、ただ嫌いな物を押し付けたいだけじゃないか!!!」
「あ"?!せっかく俺様のモンをあげてやったのにその言い草はなんだ!!さっきから文句ばっかいいやがって…ガキか!」
「お前に言われたくないわ!!!!(怒」
___勿論、穏やかな朝食では無かったことは言うまでもないだろう。
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