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♢11.
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荒く息を吐く蓮達だったが、二人ともわかりやすく驚いた顔をしていた。
しばやく無言のままだったが、要が確認するように恐る恐る口を開く。
「ハァ…っお前、今ので…そのッフゥ…イった、のか……?」
チラチラと見てしまうのは蓮ではなく、己の腹にかけられた白い液体。
「っ〜〜言わなくてもわかんだろ!あぁそうだよ!イっちまったよ!!!///」
流石のエロ王でも乳首でイクのは羞恥が勝ったのか、暑さで火照った顔をさらに赤くすると要の視線から逃れるように背を向ける。
何故かそれにドキッとした要は思わず下を向くと……先ほど出した筈なのに元気な自身のソレ。
っは?!!な、ん、ぇっは!???←(壊
驚く要だったが、前回の事を思い出したのか素早くベッド付近に落ちていた自分の下着などを装着し始める。
幸い、蓮は未だ恥ずかしいのかこれまた前回の要のように毛布を被りダンゴムシ化していた。
…なるほど、この前の私はあんな風に見えたのか…。
思わず遠い目をした要だったが、着替えるスピードは凄まじくあっという間に着替え終わった。
フーっと息を吐いた要だったが、ふとやけに後ろが静かなのに気づいた。
訝しんだ彼がベッドの方を見ると……
「………(スースー」
「………………。」
堂々とベッドの真ん中を陣取っている生徒会長。
それに叩き起こしてやろうと拳を振り上げた要だが、そういえば自分もこの前こいつの部屋で厄介になったのを思い出し拳を下ろす。
…仕方ない、か…。
起きる気配なく眠る蓮に、今日何度目かのため息をついた要は、静かに自室から出て行った__
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