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♢12.♥︎にしおりをはさみました!
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♢12.♥︎
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とにかく下手に動かないでコイツを起こそう、そう決意した蓮だったが動く以外に相手を起こすなど呼びかけるぐらいしか方法はない。
だがしかし、要の膝は確実に蓮のJrを捉えており声を出すにしても
「ッおい…起き、ろ、ひっ…ぁ風紀ぃ"んッ!」
とまぁ喘ぎ混じりの声しか出ないので、全く効果が無い事はお分かりいただけるだろう。
そして補足だが、蓮はエロ魔神だが今までに1度も喘いだことは無い(バリタチだから当たり前だが)それに今までは快楽探求だったので喘ぎ声など気にしていなかったが、今のこれは全く探求には関係ない…よって
っなんだ、この声…本当に俺の声か!?いや喘ぐ俺の声はイイ声してると思う、思うが…なんか、ハズイ!!
探求心という防具を無しに喘ぐのに慣れていないからだろう、とてつもない羞恥が蓮を攻撃し耳まで真っ赤にするという初々しい反応。
…何故だろう、会長がまるで生娘のように見える(実際は全然違うというのに)
そんな幻覚が見える中、不意に要が眉を寄せてモゾモゾと動き始めたので"やっと起きたか!"と相手の動きに合わせて震えながら思う蓮。
ようやくこの快楽地獄から解放される…そう思って救いの糸を握った蓮だったが、それを垂らした本人は今現在寝ている事を忘れてはいけない。
「…うるさい」
掠れた声でそう呟く要、あろう事か動く存在を黙らせようと蓮を抱きしめてきた。
そこまではいい、ただ問題なのは蓮Jr
「ひ、ィあ"あ…ッ!!」
抱きしめた事により膝とJrの密着度が高まり、それによって高い声を出してしまう蓮は反射的に口を抑える。
コイツ、マジで…っわざとか!?
そう思って要を睨みつけるが、スヤァ…とこの場にそぐわない程安らかな眠りについてる要。
畜生!!と思う蓮は、Jrの「そろそろ俺様無理やで」という幻聴が聞こえ、この際出してやろうかと思う蓮はしかし思い出す。
今俺ズボン履いてんじゃねェか!!!
我らが会長、さすがにどこかの偉い人のように寝るときは真っ裸ではないのでいい生地で作られた部屋着を愛用している。
その愛用をオネショのように汚せれるか?いいやこのプライドの塊には無理だろう。
「は、なせっんァ"…!ぐ、ぅうッ」
それは嫌だと珍しく頑張る蓮、心無しか下から密かに聞こえる卑猥な音に羞恥心がむくむくと膨れ上がる。
そしてそんな事を知らない要は、まだ騒がしくなった抱き枕に腹が立ち「うるさい」と丁度蓮の耳元で掠れたバリトンボイスを言うと耳からの全身に電流が流された感覚に襲われヤバイ、と思った時には既に遅く
気持ちいい気持ち悪い気持ちいい我慢苦しい嫌だ出したい気持ちいいきもち、いい…っあ、ぁ……や、やめろ!やめ、ッもう…
「む、り、ぃあ、ア"ッふぅ"ッ〜〜〜!!」
蕩けた表情でビクビクッと大きく体を震わせた後、ビュクビュク…ビュルッと息子が気持ち良さそうに熱を吐き出す音が熱くなった耳を犯す。
暫く続く快楽の波に思わず吐いた吐息は甘ったるく、色んな意味で潤んでしまった瞳から一筋の涙が零れる姿は酷く官能的である。
そんなエロさ満点の蓮は思う
コイツマジで起きた時覚えてろ
そう固く決心した早朝の出来事。
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