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オルレアン公・フィリップ1世(R18)にしおりをはさみました!
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オルレアン公・フィリップ1世(R18)
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フィリップ・ド・フランス(Philippe de France)。
またの名はフィリップ・ドルレアン(Philippe d'Orléans,1640.9.21-1701.6.9)
太陽王ルイ14世の弟である。
「フィリップはバイセクシャルだった。父王のルイ13世も同様だった」
驚きの言葉を言ってのけるダヴィッド。
聞けば、幼少期のルイ14世と並んだ肖像画でも、フィリップは王女用のドレスを身にまとっているのがある。
フィリップはその影響で女装が趣味となっていった、という経緯がある。
生前、ルイ・ド・ブルボン (ヴェルマンドワ伯。ルイ14世の私生児)とフィリップ・ド・ロレーヌと恋愛関係になっていた。フィリップは英国出身ヘンリエッタ・アン(フランス名ではアンリエット・アンヌ)と結婚して、三人の子供をもうけているけれど。
*********
「ここは・・・?」
誰かの腕に抱かれている。なんだか、きつい感じがする。
そう言えば・・・?
ダヴィッドにビストロで御馳走になって・・・
「ルイ、飲んでいただろう?俺が散々止めたのにも関わらず」
ダヴィッドに美味しいワインが飲めるってことで誘われたけど。
ワインが美味しいから、食事も進む。
「しかも、おまえのほうから誘っただろう」
って・・・自分は一糸まとっていないことに気づく。
「ルイのほうから願っていたのか?」
ダヴィッドの身体は香水の匂いがする。
仕事中は香水つけるのはNG。お風呂あがりだろう。
「俺の匂いに惹かれたわけか?」
なんでいつもこうなるの!?
でも、ダヴィッドだから許される。
「ルイを抱いたことだから、夕べ食べた分のカロリーも消費しきっている」
セックスに伴うカロリー消費は状態によるけれど。
「本当に激しかった・・・」
ダヴィッドの好きな歴史偉人は、ルイ15世、ルイ16世、マリー・アントワネット王妃、ルイ・シャルル王太子(ルイ17世)。そして、自身のルーツであるジャン=ローラン、ジャン=ダヴィッド。
「ブルボン王朝のルーツを辿っている子息らしき」
気高い容姿端麗だけれど、ベッドの上では獰猛な肉食獣に変貌を遂げる。
「ダ、ダヴィッド?」
「Taisez-vous!」
(黙っててくれ)
言葉が終わらないうちにダヴィッドは瑠衣を遮る。額に口づけ、唇を塞いだ。
本当に口喧嘩しても、腕相撲しても勝てっこない。ダヴィッドは瑠衣をそのまま軽々と抱き上げ、ベッドに横たえる。
端麗な顔が瑠衣を見下ろし、華奢な身体を大きい手のひらで弄りながら、バスタオルをベッドサイドに落としていく。瑠衣の身を守るものはなにもないであろう。
息のあがった薄い胸が荒い呼吸が上下するのが官能的だ。
それを見下ろしたダヴィッドも身にまとっているものすべてを脱ぎ去った。
鍛え抜かれた彫刻のような体躯。厚い胸板、広すぎる肩幅、蛇さながらの長い手足。
大きな手のひらで瑠衣の前髪を梳き、露になった額に口づけを落とす。
「ダヴィッド・・・?」
キスの場所はひとつではない。首筋、鎖骨のくぼみ、胸の突起部分・・・片一方は指先で愛撫しながら、舌先で舐めていった。
「・・・あっ・・・・?ダメ・・・」
キスは終わる気配は全くない。下腹部へ下りていった。
ダヴィッドは瑠衣の脚を割り、口腔で満たしていく。
舌先で舐めあげ、口の中に入っていく。狂おしい一陣の嵐が瑠衣の身体を襲う。
「・・・やぁ・・・っ・・・」
ダヴィッドは瑠衣の間に入り、膝を立てた。
凄まじいそれがぬるぬると擦りつけられる。湿った淫靡な音をさせながら、ダヴィッド自身が瑠衣の中に入っていく。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・も・・・もっと深く・・・・」
瑠衣の中に確実に入ったのを確信したダヴィッドはそのうえで、ゆっくりと腰を動かした。
「あっ・・・あぁっ・・・ん・・・・」
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