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抑える
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雅弘side
つい、OKしてしまった。雅弘は、冷たいシャワーを浴びて己の欲を抑えている。
佳那のあの驚異的な上目遣い。あの匂い。あの可愛さ。
全てがズルイ。
この後、同じベッドで寝るのだ。どうすれば、下半身のムスコは黙るだろうか。無心になればいいだろうか。そんなこと佳那を前にしたら無理だ────
雅弘「はぁ…萎えること考えよ…」
って言っても一度籠もった熱は冷めることはない。
風呂上がり、火照る頬。髪から落ちる水を防ぐ為に肩にかけたタオル。雅弘の色気が出ていることに、佳那は頬を赤く褒めた。
佳那「あっ…あのっ、髪の毛乾かします」
雅弘への好きがいっぱいで、佳那はあわあわとしながら、髪を乾かす。サラサラとした黒髪が指から落ちた。
佳那「雅弘さん、僕と同じ匂いです」
ふわりと香るこの匂い。佳那は嬉しそうに言う。
会話は少なく、何か話そうと思うが思いつかない。ゆったりと流れる。この感じが心地良かった。
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