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「今日からこの部署に配属になった、
新入社員の、中島 怜衣 君だ。
みんな 、色々教えてやってくれ。」
白髪混じりの、怒ると怖そうな如月(キサラギ)部長が紹介し
俺の方へと目線を送った
「 この度、営業部に配属されました、
中島 怜衣 (ナカジマ レイ)です。
先輩方から沢山吸収して、1日でも早く
会社や皆さんの力になれる様に頑張ります。
不慣れで、ご迷惑をお掛けすると思いますが、
よろしくお願いします。 」
パチパチパチパチ……
緊張しながらも、噛まずに言えた事にホッとしながら
深々とお辞儀をした。
営業部といっても、ここは大きい企業ばかり扱う所で
うちの会社は大きく、人数も多いので 細かく部門に分かれているらしい
少人数にする事で、チームワークを高め
成績向上に繋げているのだそうだ
1つの部門につき、5.6人で構成されており
営業部全体だと30人弱になる
大手企業を相手にするから、それだけ売上成績も良く
会社を担っているというのも過言ではない、らしい。
あぁ、でも本当、こういうの苦手なんだよなぁ
会社の顔と言われている営業部
しかもこんな責任重大な部に配属された俺。
本当は面倒くさくて、総務部とか経理部に希望を出していた。
というか内定貰えた時は、てっきりそっちで受かったのだと思っていた。
どっちかっていうと、色んな企業のお偉いさんとかにニコニコ笑顔振り撒くよりも、オフィスでパソコンを一日中 カタカタしてる方が 俺には合っている。
そんな風に思ってる事バレたら怒られそうだな。
でも、配属されたからには頑張ろうと思っていると
急に肩に衝撃を感じた。
「なあ!お前、すげえな!
新入社員で この部入れたの初めてじゃねえか?
ですよね?部長!」
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