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的中にしおりをはさみました!
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的中
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クラスメイト「わっ………た、高橋君っ…!」
突然の透君の登場に心なしかクラスメイトも嬉しそうになりました。
やっぱり透くんはモテるんだなぁ………
僕はしみじみと実感をしました。
高橋「いいからいいから、続き聞かせてっ」
そんな事御構い無しに透くんは問い詰めます。
クラスメイト「えっと……私もよくはわからないんだけどね…?なんか、先輩にすっごいカッコいい先輩がいるわけよ。で、今の女の先輩がその人のこと狙ってて、なーんか自分が彼女だって思い込んでるのか知らないんだけど……、そのカッコいい先輩に近づく人はみんな女の先輩に目をつけられるんだって……」
僕「へぇ……」
………でも、それに僕は一体どんな関係が…?
高橋「ん?、でもそれ星野関係なくね?」
と、僕がちょうど思っていたことを透くんが言ってくれました。
クラスメイト「うーーん……、それは私もよくわかんないけど……、星野くん、そのカッコいい人に近づいたりしてない??」
僕「うーん…、僕の知ってる先輩はみんなカッコいい先輩なんだけど…………、」
高橋「そのカッコいい人の名前は?」
クラスメイト「あー、ごめん。そこまでは知らないわ……」
カッコいい先輩かぁ………、
広瀬先輩もかっこいいし………萩野先輩もかっこいい…………
僕「ごめんね、とりあえずありがとう」
高橋「おう、ありがとっ」
クラスメイト「うっ、ううんっ////」
とりあえず、情報を提供してくれた子にお礼を言い、僕と透くんは元いた席へと戻りました。
高橋「いやー、しかし怖いよな。」
僕「うーん………」
僕はカッコいい人に心当たりがありすぎて、どっちの先輩なのかわかりませんでした………。
____________________________________
ですが、それがわかる日が来たのです。
透くんがたまたまお昼を買うのを忘れて、僕と一緒に購買に買いに行きました。
高橋「ごめんっ、星野お待たせっ」
僕「んーん!全然待ってないよ」
そして、透くんが甘いのや塩辛いのやたくさんのパンを抱えて僕の方に戻ってきて、僕たちは教室に帰ろうとしました。
僕「……っ、あっ…………」
そこで見たのです。
萩野先輩と、この前の女の先輩が一緒にお昼を食べているところを。
中庭の校舎の壁際の段差に2人で座っていました。
………あぁ。やっぱり………
僕はその光景を見ながら、どこか他人事に、なんで、という気持ちとやっぱり、という気持ちが混ざっていました。
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