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18歳以上ですか?
言ってしまった....にしおりをはさみました!
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言ってしまった....
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ゆっくり歩くこと約20分。
家に着いてのんびりしていると真に話しかけられた。
「ハル、そういえば怪我の具合ってどうなの?」
「んー....まだ微妙?切り傷が完全に癒えてない。まぁ、痛みはもうほとんどないんだけど、まだ跡が消えない」
「そっか。了解。」
「まぁ....背中の傷、跡残ってるし今更なんだけどさ。」
叔父さんがつけた傷は跡が残り、消えない。だから僕はプールの授業には参加したことがない。
いや、低学年の時はあったかな....?
小学校高学年から中学校にかけては全く参加していない。
傷が酷いのもあるが、色が白く、すぐに赤くなってしまって痛くなるのだ。
「僕がそんなの気にするとでも?」
気にするかもしれないじゃないか。
あんな汚い傷跡。
「....わかんないじゃん、」
「そもそも見たことないと思ってるわけ?」
え....?
「ちょ....どういうこと....?」
「前、抜いてあげたことあったでしょ?そんときハル先に寝ちゃったから下だけ着替えさせたんだけど、下履かせるとき上着めくったの。」
てことは....
「傷あるの知ってて....
だから....えっちもしない....?」
見られていたというパニックと拭いきれていなかった不安で先走ってしまう。
信じるって決めたはずなのに....
それでも心の奥底から湧く疑問は止まらず、
「それは言ったでしょ、傷治るまで待ってるって。これ以上無理させたくないの。」
「でも....」
「そんなに抱いて欲しい?」
っ....それは....
....そんなの、決まってる....
「じゃなきゃ....いわない....」
「....はぁ....どうしようか。明日も学校だし無理させたくないんだけど....」
「....いいよ。大丈夫だから....」
「本当に?」
「いい....というか....
抱いて?」
真の目を真っ直ぐ見てそういう。
....恥ずかしい....
「はぁ....もう我慢しなくていいってことでOK?
後悔、しないでよ?」
「そんなん....するわけない。
そっちこそ僕の体見て後悔してももう遅いからね。」
「大丈夫。それこそない。」
やば....自分から言っといて緊張する....
「寝室、いこっか。」
「ん....」
2人で寝室に向かう。
あぁ....ほんとにやばい....
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