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関節ちゅーにしおりをはさみました!
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関節ちゅー
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あの後少し歩いて行ったところに雑貨屋さんがあって、2人で見て回ったら、おしゃれな黒猫の時計を見つけた。
そういえば部屋には時計がなかったなって思ってそれを買うことにした。
あとは、別に今はいいかなって思ったから特に買わなかったが、結構見るのに時間が掛かったから既に1時ぐらいだった。
「お昼どうしたい?」
「ん....どうしよっか.......真は食べたいものある?」
「いや、特には。その辺のカフェでもはいる?」
「男同士でこの辺のおしゃれなカフェはいるの.......?大丈夫かな....」
「その点に関しては多分気にしなくても大丈夫だから安心して。」
「え....あ、うん。」
自信満々にそう言われて少し疑問を抱きつつも異論を唱えることはなく、その辺の店をみる。
「あそことかでいいかな?そんなに人も沢山いなさそうだし。」
「うん。そうしよっか」
そして、綺麗めなカフェにはいって、窓際の席に座る。
ここらの街並みを眺めるのもいいなぁ....
なんかおしゃれだ。
そしてメニューをみて、よさげなパスタを見つけたのでそれを食べることにした。真もパスタにするようだが、種類が違う。注文をして、軽く話をしていると、思いの外早くにパスタがきたので、食べ始める。
「ん.....おいしい.......」
「ね、美味しい。僕の1口いる?」
「うん、もらおっかな。」
そう言うと、真は持っていたフォークにくるくるとパスタを巻き付けてこちらに差し出してきた。
これは.......いわゆるあーんってやつでは....??
「う、あ、あり、がと.......」
戸惑いつつそれをぱくっと食べる。
「あ.......こっちも美味し....真も僕の....たべる?」
「うん。ほしいな」
こっ、これは.......僕も同じことをしなければならないのか.......?
とりあえず自分のフォークにくるくると巻きつけ、そのまま差し出してみる。
すると、真がそのまま食べた。
........てかよく考えたらこれ間接キスでは................??
そう思ったら急に恥ずかしくなってきた。
「ふふ、今気付いたの?」
何も言ってないのに全てを察したかのように真にそう問われる。
「うぇ....だ、だって....」
「もう、かわいいなぁ。関節キスなんかよりもすごいことしてるのに。」
関節キスよりすごいこと。それで昨日のえっちを思い出してさらに恥ずかしくなってくる。きっと今顔は真っ赤だろう。
う....うわぁぁ........はずかしい....
「ほらほら、固まってないで食べよう?」
ふふっ、と笑った真にそう言われて、とりあえずパスタを食べ始める。
やっぱりおいしい。
でも、関節キスのことが頭から離れなくて、だんだん味のことを気にする余裕がなくなっていった。
そして、気付いたら食べ終わっていた。
パスタよ.......ごめんね.......
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