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キセキ再会編 6にしおりをはさみました!
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キセキ再会編 6
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ギュゥゥゥゥゥゥ。
「黄瀬くん。いい加減離してください」
「イヤっス」
「離さないと、イグナイトしますよ?」
「それでも、離さないっス。やっと、やっと、黒子っちに触れられたんスもん。離したくないっス」
「はぁ…………」
イグナイト!
「ぐえぇ……!」
「ウザイですキモいですアツイですクサイです」
「酷い! それに臭くないっす!」
「黙りなさい駄犬!」
「はうっ……」
「おまえ馬鹿か?」
「青峰っちに言われたくないっス!」
「んだと!?」
「黙るのだよ馬鹿ども」
『うっせぇメガネ!』
「メガネではないのだよ!」
イグナイト! (×3)
「ぐふっ!」
「ぐえっ!」
「うぎゃっ!」
返事がない。まるで屍のようだ。
屍が三つ出来上がったところで、ようやく静かになりました。
「赤司くんは、総理大臣をしているんでしたっけ?」
「あぁ、そうだよ。いまは豆腐法の設立について…………」
「止めてください。暗殺されますよ」
「大丈夫。全部ハサミで止めてきた」
「…………………………………………」
言葉もありません。
まさか、暗殺されかけてなお豆腐のために動くとは。
僕がいなかった間に、豆腐への愛がより一層深まっちゃったんですね。
「もはや、豆腐と結婚して欲しいくらいです」
「テツヤ、グッドアイディア!」
「は!?」
「いますぐ豆腐とも結婚できる法律を作ろう!」
あ、この国終わった……。
「え、じゃあ、お菓子とも結婚できる法律作ってよぉ〜」
「いいだろう。豆腐の次はお菓子だな」
赤司くんが…………壊れた……っ!
「止めるのだよ赤司!」
「ストップっス赤司っち!」
「ケータイ奪え!」
騒がしい中、夜は明けていく。
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