アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
【緑×赤】 お清めにしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
【緑×赤】 お清め
-
衝撃だった。
ふと、体調不良だというあるにあの家にお見舞いに行った。
インターホンを押しても反応はなく、扉は鍵がかかっていなかった。
「……?」
体調不良と聞いていたため、あるにあの身に何かあったらと不安が押し寄せてくる。
静かにドアを開けて玄関に足を踏み入れる。
微かに声が聞こえる。
でも、あるにあにしては少し高いような。
「あるにあ…?あるに…………」
リビングへと繋がるドアを開けると、あるにあは知らない男とセックスをしていた。
「あ、ぁっ、き、もちい…っ」
やがて男が俺に気づき、犬のように振る腰を止める。
「………」
絶句。浮気、されたのか。
「あ、た、タップ…!?ちが、これは…」
「じゃ、じゃあ俺もう帰るから」
男はそそくさと絶句する俺の横を通り過ぎていく。
「どういう、こと?あるにあ」
自然と語尾が震える。
「ちゃんと、話して」
「……じゃあ、落ち着いて…聞いて。浮気とかじゃないから…!」
そう言うとあるにあは俺に近づき、荷物を取ってカーペットの上に置いた。
「まず、…嘘ついてごめん。体調不良って言ったのは嘘」
あるにあの方を向く気にならず、耳だけをそちらに傾ける。
「……なんで、俺がいるのに他の男と…」
ぼそりと呟くとあるにあはすごい勢いで頭をこちらに向けた。
思わずあるにあを見ると、大きい瞳が揺れ、途端大粒の涙が頬を伝っていく。
「だって…だってタップがなかなかそういうことしてくれないから…!!」
正直、そういうことをするのに抵抗はなかったが、あるにあが嫌がっていたら元も子もないし、泊まったときもなにもなく眠ってしまったため、興味がないと思っていた。
「いや、…な、なんでじゃあ泊まったとき誘ってくれなかったの?」
普通はタチが誘う方だが、生憎嫌がられたらどうしようという思考がぐるぐる頭を駆け巡って、結局できずにいた。
「したよ、いっぱいアピールしたのに全然気づいてくれないから…」
全く身に覚えがなく、必死に記憶を辿るがやっぱり思い出せず。
「そんなこと、あったけ…?」
「寝る前とか、抱きついたりとか、した…じゃん…上目遣いとかも……」
恥ずかしそうに顔を顰め、ぷるぷると震えながら俯く。
確かに言われてみればそんなことをされた気がしなくもないが、…眠かった。
「ご、ごめん俺その時眠くて」
謝ったものの、あるにあはすっかり背を向け、ぐすぐすと鼻をすすっていた。
そっと近づき、後ろから抱きしめる。
乱れた衣服が先程の行為の激しさを物語っていた。
「でも、俺以外の男とするのはいいことではないな」
そう耳元で囁くと、ぴく、と肩を揺らした。
まあ、俺が八割方悪いのだが。
そのまま耳を甘噛みする。
今まで抑えてきた欲が爆発しそうで、堪らなくなる。
「あ、ぅっ…」
「…ねえ、あるにあ。あの男にどこ触られたの?」
ぴくぴくと肩を揺らし、いつの間にか耳まで真っ赤に染まっていた。
「耳、と…胸、横腹、あとは前と後ろ」
とりあえず胸をまさぐる。
すると擽ったそうに身をよじらせた。
「ん、あ、っ」
ぷっくりと腫れたように乳首は主張を見せていた。
それを優しく摘む。
摘んだり、爪で引っ掻いたりしてみる。
「あ、あっ、それ、っ、だめ…」
駄目と言いつつ物欲しそうに眉を下げるその姿はとても可愛らしく思えた。
「ダメじゃないでしょ。感じてるじゃん」
そして、つつ、と横腹をなぞりながら性器へと手を伸ばす。
そそり勃った性器は亀頭に触れただけで太腿を大きく揺らした。
「は、ぁあっ…んん…っ」
あるにあはいつの間にかタップに体重を預けていた。
いや、預けていたというよりは預けざるを得なかった。
「気持ちい…?」
タップの声が近くてどうも力が抜ける。
お構いなしに亀頭を掌でくるくると撫でる。
「ぅ、あっ…や、だ、きもちいっ、けど…っ、やだ…っ」
その感覚はまさに痛気持ちいいという表現であった。
掌が一回転する度に腰が震え、自然と浮く。
「腰浮きすぎ」
「〜〜ッッあ、や、クる、なんか…クる…っ!」
その瞬間タップは撫でる手を止めた。
あるにあは喉からひゅっと音を出し、涙でふやけた目でこちらを見る。
「え、…?たっぷ……?」
あるにあの腰はまだ震えていて、それに合わせて性器も小さく脈打っていた。
「ん?どうしたの?イかせてほしかった…?」
「…っ、そんな、ことない…!」
わかりやすく強がると、タップはふーんと無機質な声で呟いた。
「じゃ、このまま寸止めするから」
あるにあは「へ…?」とあっけらかんとした声を出し、再び快感地獄に耐えることになった。
タップからの亀頭寸止め地獄は繰り返しされ、何回か繰り返したのち、また果てそうになるあるにあの性器から手を離す。
タップの手は先走りで滑りが良くなり、それがまたあるにあの亀頭へと終わることのない快感を与える。
「あ゛、たっぷ……も、やめ………」
あるにあはもう既に限界を迎えており、意識を半分失っていた。
「あるにあが上手におねだりできたらね」
なんて本当は今すぐぐちゃぐちゃに犯してやりたいのに敢えて焦らす。
「そ、んな………おれ、ほんとに、げんかいで…」
大粒の涙をぼろぼろと頬に伝わせながら嗚咽を漏らす。
あるにあの髪は汗で濡れていた。
「限界だから、なに?もっと俺がお前を犯したくなるようなこと言ってよ」
自分が悪いのにドSスイッチが入るあたり本当に性格が悪いと思う。
「ぁ、………た、っぷ…おれ、たっぷの………ほし、い」
そう言ってあるにあは苦しくて今にもはち切れそうにズボンの上から主張を見せている性器に触れた。
乱暴にあるにあを押し倒す。
そそり勃ったあるにあの性器にごり、と押し付けるように自身の性器を宛てがう。
「うぅ、っ……」
それだけで顔を顰める。
先程散々に撫で倒した亀頭を指先でくるくると撫でる。
「亀頭、赤くてパンパンに腫れ上がったね」
どうやら相当過敏になっているようで指先だけでも目を細めて腰をぴくぴくと痙攣させた。
「かわい、女の子みたいな声出しちゃってさ」
「う、ぁっ…や、そんな、ことない…っ」
指で輪を作り、亀頭のサイズに調整して扱く。
すると、ちゅこちゅこといやらしい音と共にあるにあの性器からカウパーがとめどなく溢れだしてくる。
「あ、あ、やだ、それやだって…っ」
「ん〜…じゃあ、あるにあさ。俺のコレ、抜いて」
あるにあは絶望したような顔をして、俯いて「わかった」とだけ返事をして起き上がり、ベルトを外し、タップの性器を手中におさめた。
「…ふ、すごい物欲しそうな顔」
「………たっぷ、好き…だから、はやくちょうだい…?」
見ると、あるにあはカーペットの柔らかい素材に性器を擦り付けていた。
無意識に腰がカクカク動いてなんとも情欲を掻き立てられた。
「腰。あるにあ…困ったな。そんなにほしい?」
「う、うん…!ほんとに、ほしい…つらい、早くイきたい…っ」
今になってやっと可哀想に思ってきて、あるにあの性器に手を伸ばし、亀頭だけでなく全体を上下に扱く。
「う、うぅ……っあ、カリ裏、やだ、あ、でそうっ…」
びくびくと身体を震わせて奥底から這い上がってくる快感につい身動きが止まる。
途端、白濁液が周辺に散らばる。
あるにあは小刻みに喘ぎ、その度に白濁液を次々と生産していく。
それが落ち着く頃にはあるにあは荒く息をしながら肩を窄めた。
「タップ…、俺まだ足りない…っ」
いつの間にかまた性器を大きくしてタップマンの腕にしがみつく。
タップマンはあるにあの後孔に人差し指を宛てがい、その上からローションを垂らす。
「ぅ、んっ…」
入口を浅く指を出し入れする。
男と行為に及んだのが残っているらしく1本はなんの妨げもなくすんなりと入っていく。
指を3本に増やして前立腺とやらを探す。
「あ、ぁっ…そんな、」
指が痼をかする度に今までに聞いたことのないような喘ぎが耳に響く。
「あ、ああっ…!ひ、そこばっか、やめ…っ」
なんて感じながら言われても説得力なんてない。
気づけばナカは3本の指をある程度自由自在に動かせる程度に柔らかくなっていた。
「そろそろかな。入れて…いいよね?」
後孔に性器を宛てがう。
返事を聞く前にゆっくりと挿入していく。
「あ、はぁ…、は、あ…っ」
びくびくと身体を強ばらせてタップの首に腕を巻く。
タップのさらさらとした金髪が俺の肩に埋まる。
突如吸われる感覚につい反応してしまう。
「あっ…!」
「はぁ…、これ、俺のっていう印ね」
恥ずかしくなって小さく「うん」とだけ返すと、いやらしい音を立てて運動が始まった。
「あ、あっ…もっと、もっと…っ」
「気持ちいいね……?」
普段の感情を含まない声とは打って変わって吐息を孕んだ声で耳元で呟かれる。
全身に伝わるゾクゾク感につい口を押さえる。
肌と肌がぶつかり合う音が部屋に響く。
「〜〜〜っ、は、ぁあっ…あっ、」
ナカがきゅんと疼く。もっと奥を突いてほしい。
「もっと、おくに…っちょうだい……」
するとタップはとても驚いた表情をし、俺を四つん這いにさせた。
そしてまたなんの妨げもなく性器が入ってくる。
先程とは段違いの気持ちよさで腕に力が入らなくなり、へなりとなる。
「ぅ、あぁ、んんっ…やば、ぁっ…」
自分の性器からは精液が突かれると同時にぴゅっと出る。
前立腺を擦るように浅く出し入れされるとガクガクと腰が揺れ、その体制を続けるのも辛くなる。
「ああっやだ、そこ、ぉ、あっ…あっ、」
ちかちか、と目の前に火花が散る。
脳が直接犯されている感覚に気が狂ってしまいそうになる。
「嘘つき、身体は正直だよ」
そう言ってタップは俺の背筋を指先でなぞった。
喘ぎと吐息が混じった声が漏れる。
「はぁぁ、ぁ、っ」
肌と肌がぶつかる音がやけにいやらしく聞こえる。
次第に最奥からじわじわと何かが昇ってくる。
「ぅ、う、たっぷ、おれ、」
歯を食いしばりなんとか発声しようとするも、込み上げてくる快感に気を取られてしまう。
「イきそうなんだね、一緒にイこっか」
少しだけピストンが速くなった気がした。
ぱちゅぱちゅ、と厭らしい音が部屋に響く。
「うん、っ...、」
「は、っ、そろそろ...イくよ」
「あ、やら、い、く...いく、イっ、...!」
性器から大量の精液が放出される。
あるにあは、1回大きくびくん、と身体を揺らしたかと思うと、へなりと動かなくなってしまった。
そんなわけはないのだが一瞬死んだのかと思うくらいに突然気を失った。
散らかった部屋をそのままに、あるにあとタップは眠りについた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 22