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双子の化け物 10にしおりをはさみました!
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双子の化け物 10
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柚希「あ、軍に入るんならこれからお世話になるし、
あいつも紹介しとかないとな。」
鬱「あいつ?」
そういう柚希に疑問がわく。
だって、ここにいる人間は全員紹介をしていて、
もう紹介される人物など見当たらないからだ。
柚希「俺二重人格なんですよ。なので今から紹介しますねー。」
全員-双子「え...?」
さらっと重要なことを流してくるので困惑する。
しかし、柚希はそんなことお構いなしに
目を閉じ一拍開けた後目を開いた。
そこに立っていたのはさっきの柚希ではない。
目の下には涙のマーク。
緑髪で深緑のメッシュだったはずなのにその深緑色は赤に塗りつぶされ、
目はさっきまでの赤ではなく緑だった。
柚希?「あ?ここどこだよ。」
柚夏「えっとね~ここはね、なんか城みたいなところ!」ドヤッ
柚希?「いや、わからん。あ~?軍服着てる人がそこに居るってことは
なんかの軍か。」
柚夏「我々軍だよ~!」
柚夏はさぞ当たり前のことのように何も動揺することなく、
元気に受け答えをする。
ト「まったくの別人になりましたけど....;」
柚希?「まあ、別ですし。」
柚夏「あ、そういえば、柚希兄さんがこれからお世話になるから、
自己紹介しとけって!」
黒希「あ~。えっと、黒希です。俺とあいつとの見分け方は、
まあ、見て分かるとおり、目の色と髪と目の下の涙マークなんで。」
と、説明はされているものの、あまりの変わりように
柚夏以外は呆気にとられるしかなかった。
黒希「まあ、これからよろしくお願いします。」ニコッ
柚夏(わぁ、営業スマイルだ~)ポケー
黒希「あ、あと、柚希は小さいときの事思い出すと目が緑色になるんで、
そこ鰓もよろしくお願いしま~す。じゃあ、俺はこれで。」
そういうと、また、柚希のように目を閉じて一拍開けてから、
また目を開けた。
すると、そこにいたのは最初と同じ柚希。
柚希「なんかあいついらないこと言って行かなかった!?」
柚夏「しらなーい!」
とことん不思議なものたちがこの軍に入って来たのだった。
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