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ちゃらお君の葛藤(6)*にしおりをはさみました!
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ちゃらお君の葛藤(6)*
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「はあ……はあ……あっ…んん……あー………」
静の存在など忘れたかのように一人その行為に耽る恭弥。恭弥の痴態を愉しくて仕方がないと言った様子で眺める静。
「気持ちい?」
「ん…はぁ……んぅ………」
(聞こえてないな。尻でオナってる自覚はないんだろうな)
これ観ながらならどんな不味い酒も美味くなりそう、なんて考えながらスマホを手に取って動画を撮影し始めた静は下劣と言われても文句は言えまい。
恭弥を思う存分撮り、眺め満足した静はどろどろになった恭弥の後孔に咥えられたエネマグラを無造作に数回抜き差しし、恭弥を喘がせると横向きに転がした。肩で息をする恭弥はされるがままだ。静はエネマグラをぐっぐっと確かめるように押すと恭弥の汗で湿った前髪を掻き上げて顔を覗きこむ。
「きょーやー聞こえてる?」
熱に浮かされた顔の恭弥は静を見ているが、ぼーっとしていて目が合った気はしない。まぁいいか、と静は手の中の丸く平たいリモコンのようなものをカチッカチッと操作した。
___ヴヴヴッ
鈍い機械音がする。恭弥はビクッと一度大きく跳ねると身悶えるように身体を捻って捥がく。
「あ、あぁ……あっ…あぅ…うぅぅ………」
前立腺にピンポイントでエネマグラの突起部分が当たっていて、更にそれが振動し出したことで強い快感に襲われる。その快感を逃がそうと踠いてもあまり意味はなく、むしろ突起部分の位置がズレて前立腺を擦るように動いてしまう。泣く泣く恭弥は身体を丸めて必死に耐えた。
涙を散らしながら悶え、今は耐え忍ぶように背を丸める恭弥を見て興奮を隠せなくなっている静の中心は大きく膨らみ、服の上からでもそのモノの大きさを窺わせる。カチカチと振動の強さや動きのパターンを変えて恭弥を翻弄する。
強すぎる快感に恭弥の全身に力が入り、次第にエネマグラを締め付けるように腹にも力が篭った。そうすると更に抉るように前立腺が刺激され、もう恭弥には快感に喘ぐ以外にできることはなかった。恭弥のモノからはトロトロと精液が垂れ流すように漏れており、ずっと緩く勃起していた。
「やっば……今までタチだったとか、勿体なさすぎね?」
誰に問うでもなく静は呟いた。
抵抗しない恭弥の脚を開かせてドロドロのモノと後孔を眺める。静は愉しくて愉しくて堪らなかった。今回は突っ込むことはできないが、それでも静の欲望は満たされていく。恭弥のあられもない姿に興奮し、支配しているという満足感に浸り、これからどうしてやろうかと思いを馳せる。最高の気分だった。
そんな気分で恭弥を仰向けにし、涙と汗と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を見下ろしながら、自身のモノを取り出して扱く。弱い振動に切り替えられピクピクと反応する恭弥はそろそろ限界であろう。
熱い息を吐き、静は興奮を高める。
「あーイキそう……」
そう言うと静はリモコンを操作して振動の強さを一気に最大まで上げた。
恭弥は喘ぐことも、悲鳴を上げることもできなかった。全身に電流が走ったのかと思うほどに強い快感は気持ちいいのかすらわからなくて、一瞬意識が飛んだ気がした。
ぼーっとしつつも視界が晴れてきて恭弥は静の顔を見た。熱を孕み、嗜虐的な色を湛えながらも満足げなその目に射抜かれて、恭弥もまた充足感を感じていた。
ハーハーと荒かった息を整え、恭弥は静に手を伸ばそうとした。しかし縛られていることを思い出した。解こうと動く元気もなければ声を出すことすら億劫で恭弥はただただ静を見つめていた。
静はそんな恭弥の後孔からエネマグラを抜き取り、ドロドロの尻や腹を拭いてやった。恭弥の腹は恭弥自身が出した精液と静が吐き出した精液で散々な状態だった。それらの掃除が終わるとようやく静が恭弥を引っ張り起こして抱きかかえた。
動くことのできない恭弥は抱き締め返す事はできなかったが、静にキスをされるとヘラりと嬉しそうに笑った。
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