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ちゃらお君のハジメテ(3)*にしおりをはさみました!
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ちゃらお君のハジメテ(3)*
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ずる…と恭弥の後孔を押し広げていたモノが僅かに引き抜かれて苦しさが和らぐ。同時に痛みも襲ってきたが、恭弥はそれどころではなかった。
コリっとまた静のカリが前立腺を擦った。ビクリと跳ねる恭弥の反応を愉しみながら静は陰茎を細かい動きで抜き差しする。
「あっあっ…ひ、やめっ……せいっ…あっやだっ……あっ、んっ……あぁっ…あ、あっ!!」
何度も往復し、コリコリと擦られる度に恭弥の身体が跳ね、声が上がる。そこを擦られる度に恭弥の後孔が静のモノをきゅうきゅうと締め付けるため、静はその快感に熱い息を吐く。
(あー最高…恭弥も気持ちよさそう)
ガクガクと脚を震わせて快感から逃れようと暴れる腰を押さえつける。変わらず捕らえられた両手と、その抑えられた腰では恭弥はまともな抵抗も出来ずに快感に悶えるだけとなる。
蕾を押し広げられる痛みは快感に塗りつぶされ、狭い後孔内を拓かれる息苦しさは恭弥の呼吸を乱し、酸素を奪う。ぐらぐらと揺れる思考と視界は恭弥に理解不能な快楽を与える。
もうわけがわからなかった。恭弥はただ与えられる暴力的なまでの快楽に喘ぎ、頭を振り乱した。
静は容赦がなかった。恭弥がいくら泣いても叫んでも暴れても止めず、むしろ恭弥が嫌がれば嫌がるほどに興奮して激しく責めたてた。
「やだぁぁ！ぅあっ…せい！せい！！ひっ…あぁっ……やめっ……んあっ……や、イクっ……や、イクっ…あっあっあっは、あぁっ!!!」
ドピュドピュと恭弥が背を反らしガクガクと全身を震わせて達した。
あーあー…と背を浮かし静に両手を掴まれたまま意味の無い声を上げる恭弥の目は何も映していなかった。快楽に酔い涎を垂らしている姿は更に静の興奮を煽る。
(やぁば…)
はぁ…と恍惚とした顔で静は吐息を吐く。
そして恭弥の手を離すと、両手で恭弥の腰を掴み押さえつけるとズンっと先程までより奥へと自身のモノを押し込んだ。
途中僅かな引っかかりを感じるがぐっと押し込むとぐぽっと奥へ進む。その瞬間に恭弥が苦しさか快感か、暴れたが気にせずぐぽぐぽと抽挿する。
恭弥は強すぎる快感に藻掻き、身を捻り、暴れる。悲鳴じみた声や呻き声、喘ぎ声をひっきりなしに上げて必死に抵抗するが静は意にも介さない。
(無理、無理、無理!!)
ぐちゅぐちゅと音を立てて出入りする静を止めることも出来ず、腰を押さえつける手をガリガリと引っ掻いたり静を蹴飛ばそうと脚をばたつかせるが上手くいかない。
泣いても叫んでも静はやめてくれない。
(おかしくなるっ)
涙や鼻水、涎でぐちゃぐちゃの顔を歪めて静に懇願するように見詰める。お願い、お願い、と壊れたように叫ぶも、それを見る静の目は欲に染まっていた。
「可愛いなぁきょーや」
静がそう言って腰をギリギリまで引く。
「もっと気持ちよくなろうな…」
そして、ぐちゅんっと前立腺を抉りながら奥まで一気に押し込んだ。
「ひ、ぎっ…!!!」
頭が真っ白になった。何が起きたのかわからなくて、それを考える余裕もなくて、後から後から襲ってくる快感にはくはくと口を動かすが声すら出ない。見開かれた目からはぼろぼろと涙が溢れて流れる。
恭弥は達していた。恭弥のモノはゆるく勃ち上がってピクピクと震えていて、射精はしていなかった。
「初めてでドライとか…」
静がぽつりと呟いたが恭弥の脳内は未だに快楽に染まっていて、何も聞こえていなかった。そんな恭弥にやはり欲望を抑えられない静は抽挿を再開させた。
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