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18歳以上ですか?
3にしおりをはさみました!
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3
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「はーい、授業始めるぞー」
担任の黒川の掛け声と同時に授業が始まる
「えー、この前の続きから…………」
そんな事より俺はもう手紙が見たくて限界だった
…見ちゃうか
手紙に手を伸ばし開封する
《 北本藍兎くん
入学してからずっと気になってました。
もしよろしければ、今日の放課後下駄箱で
待ってて貰えませんか。
相田遥菜(はな)》
……こ、これぞまさに告白されるやつじゃん!
相田、…遥菜??
んー、聞いたことないな。
でも、文字も名前も可愛いし期待大
あー、モテる男は困っちゃうな〜
なーんてなっっ
「じゃあ、……北本」
はぁ…、放課後まで待てねぇよ
いつも夕璃に邪魔されてばっかだったしな
今回は何も知られてないし、よし、いける
「おい、北本」
俺を呼ぶ声とともに頭の上に肘が置かれてる
「俺の声が聞こえなかったのか?
……、ほう。高校生がませてんじゃねぇぞ」
「す、すみせん」
「あとお前、今回のテスト赤点取ったら覚えとけ」
?!
やっべ、テストあるの忘れてた!!!!
あー、最悪だ。終わった
期末試験か
なんかあったら夕璃に教えてもらおう
でもあいつ勉強となると鬼だもんなー
休憩すらさせてもらえない。
…まぁ、単位落とすよりはマシか
後で頼んでおこう。
はぁーーー、憂鬱。
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