アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
クロ、ちょっと気になることがある【5】※R-18にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
クロ、ちょっと気になることがある【5】※R-18
-
もうすっかり蕩けてしまったクロの顔をブラッドは愛おしそうに眺めた。
「んっ、んんっあ!あ、んっ…ひ、あ…っ!」
「気持ちよさそうだね」
「あ、ぅ…っんぐ…」
クロはブラッドに顎を掴まれ、また乱暴にキスされると思い反射的に目を瞑った。
しかし、ブラッドは食むように優しく唇を合わせる。激しい腰の動きと相反する柔らかな快感に、クロはもうほとんど何も考えられなくなっていた。
「ん!…んっ…ふ、ぁ…んぅ」
「……ん、だいぶ大人しくなったね。いい子いい子」
「あ…ぶらっど…!もう、むりぃ…っ!」
「そっか、まだイかせてあげてなかったね」
ブラッドは射精出来ずに先走りでどろどろになったクロのペニスを強めに扱く。
「ひっ─?!」
クロは突然に与えられた直の快感に、思わず仰け反った。しかし、ブラッドはまだクロの射精を許さなかった。
「可哀想だけど、俺が出すまでダメだって言ったよね?」
「っん─!!あぁっ!やだ…っあ!やめ……っ、やめろ!…っ、あ、んぁ!!」
「ふむ…ちょっといい子になったかと思ったら、やっぱり口の聞き方はなってないね」
ブラッドはわざとらしく、クロの前立腺を押し潰すようにして腰を動かした。その度にクロの腰がびくりと跳ねて、快感から逃れようとする。それを無理やり押さえつけて、更に奥へと突き上げていくのが、ブラッドが一番好きなやり方だった。
「…あー、でもそろそろイきそ」
「んんぁ!ぬいて…なか、んっ、は、やだ…っあ!」
「えー?それはわがまま過ぎるよ、クロ。むしろそこは可愛いおねだりしないとねぇ。まあ、死神先生のこと知りたくないなら別だけど」
「あぁ、くそ…っ、んっあ!」
ブラッドが煽るように、クロの太腿を撫でる。
「何回も教えてあげたんだから、もう言えるでしょ。ほら、恥ずかしがらずに言ってごらん?」
ブラッドがぱちんと指を鳴らす。するとクロの顔がブラッドの方を向いて、目も逸らせないように固定される。
「忘れたなら、また教えてあげる。『ご主人様、僕のなかに全部注いでぐちゃぐちゃにしてイかせてください』でしょ?はい、復唱」
「あっ、っん…!くそ…!……っ……ご、ごしゅじん、さまぁ…っ、ぅんあ!ぼ、ぼくのなか…っに、ぜんぶそそいで、ぐちゃぐちゃに…して…っ」
「『イかせてください』」
「い…っ!…イかせて…っ…くらひゃい…!」
目も逸らすことも出来ないまま、一言一句違わず言わされ、クロは唇を噛み締めながら涙ぐんでいた。
その様子にブラッドは堪らず笑みを零すと、クロに発動していた呪いを全て解除した。
「今日は素直で可愛いから、これで終わりにしてあげる。ほら、イけよ」
「っあ──?!あ、ああぁっ!?あ!やぁ、でちゃっ、あ、んんん!!」
「…っ」
ようやく訪れた射精感に、クロは全身を震わせながら喘ぎ泣いた。クロが無意識にナカを締め付けていたらしく、同時にブラッドも達する。
「ひっ…あ、う…っ」
「あー、気持ちよかった!…お望み通り、ぐちゃぐちゃにしてあげたよ。…なんて言うの?」
「うぅ…ありがと…ございます…っ…」
いつもなら絶対に言わない返事に、クロが心底死神先生の事を知りたがっているのだとブラッドは感じた。
今日会った人間の青年に酷く懐いていたから、きっと彼の心配をしているのだろう。
ブラッドは今日の青年…コハクに嫉妬していることに気がついた。そして、その感情をかき消すようにクロに口づけた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 24