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111にしおりをはさみました!
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111
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たくさんキスされて、抱きしめられて、目を覗き込まれる。
力が抜けたら抱えあげられてベッドに連れてかれた。
さっきみたいに何か考える余裕もなくて、熱に浮かされるまま有坂が俺に覆いかぶさってくる。
「結城、可愛い。愛している」
「…うん」
俺も好きだって言いたいけど、頭が熱くて回らない。
シャツの中に有坂の手が入り込んできて、確かめるように肌を撫でられる。
くすぐったくて身を捩ったら、すぐにシャツを捲し上げられた。
有坂の唇が俺の肌に吸い付いて、舌先が身体の線をなぞる。
「…っん」
肌を舐められる度に、ピクピクと身体が反応してしまう。
有坂はしばらく楽しむように俺の身体に口付けていたが、顔を持ち上げると俺のシャツを脱がす。
別に身体を見られるのは初めてじゃない。
だけど上半身裸にされてじっと食い入るように見下ろされると、めちゃくちゃ恥ずかしくなってくる。
なんとなく気まずくて視線を逸らすと、同じように有坂もばさりと自分のシャツを脱いだ。
えっ、有坂も脱いだけど。
いつも俺だけ脱がせるのに脱いだけど。
初めての展開にちょっとビクリとしてしまったが、浅黒くがっしりと筋肉のついた身体が目の前に曝け出されて、ついガン見してしまう。
さすが野球部だ。
毎日鍛えてるだけあって、その身体は惚れ惚れするほど引き締まっている。
思わず固まってその身体を凝視していると、有坂がその視線に気付く。
「どうした」
「…っあ、えと…いや…は、初めて見たかも」
「そうだったか?」
前にエロいことした時も自分は脱がなかったし、部室で着替える時はロッカーの方を向いてる。
こうやって正面から身体を見たのは初めてで、変にドキドキしてしまう。
再び有坂が覆いかぶさってくる。
キスをしながら直に肌同士が触れ合う感覚にゾクゾクしてしまう。
「…っあ」
有坂の手が俺の胸に伸びて、指先が胸の突起を掠める。
数度軽く触れては周りをふにふにと弄られていたが、もどかしさに腰を揺らすとすぐに集中してそこを弄りだす。
「んっ、ん…ッ」
甘く鼻に掛かったような声が出てしまう。
最初はただむず痒さと違和感しかなかったのに、触れられるたびに下半身にズクリと響くような快感が込み上げてくる。
指で乳首を捏ねられキュッと掴まれる度に、ビクビクと背筋が跳ねてしまう。
思わず片手で顔を隠すと、有坂にその手を取られた。
「気持ちいいか?もっと顔を良く見せてくれ」
「――っあ、やぁ…ッ」
言いながら片方の手で強めに乳首を摘まれる。
ギュッと目を瞑ったが、そのまま指で擦り合わされ爪先で引っかかれるともどかしい快感が押し寄せてくる。
耐えられず浅く呼吸をすると、有坂は再び俺の唇をキスで塞いだ。
優しく吸い付くようなキスは、すぐに舌を絡ませる激しいキスへと変わっていく。
同時に下半身に腰を押し付けられて、お互いのそれが当たるような位置で腰を揺らされる。
服越しでも伝わる、はっきりとした硬い感触。
「…っん、あ、有坂」
顔が熱くて堪らない。
押し付けるように何度も腰を揺らされると、自分のソレと擦れてビクリと息を詰めてしまう。
「すまない、興奮しているんだ。結城が欲しくて堪らない」
率直すぎる言葉にドカッと耳まで熱くなる。
有坂は身体を起こすと、ずるりと俺のズボンを下げる。
下着ごと下げられて、剥き出しになったソレが外気に晒される。
「…っひぁ」
躊躇することなく、熱い手のひらが俺のモノに触れる。
もうずっと期待と不安でワクワクドキドキしていただけあって、俺のそこは既にしっかりと勃ち上がり先端からは透明な汁が零れ落ちている。
羞恥でカッと頭の芯が焼けるような熱を持ったが、有坂は愛しむように顔を近づけると難なくそれを口に含んだ。
「――っふぁッ、やぁ…」
じゅっと吸い付かれて、一気に快感が昇り詰めていく。
口でされるのは二回目だけど、手で触られるのとは比べ物にならないほど凄まじい快感が込み上げてくる。
舌が丹念に先端の汁を舐め取り、唇が全体を包んで竿を扱く。
卑猥な音を立てて吸い付かれて、堪らずぶるっと身体が震えた。
もうダメだ。
イク。
あっさりと意識が白んで、一ミリも我慢することなく込み上げてきた射精感に身を任せる。
が、寸でのところでギュッと根元を握り込まれた。
「――あっ、あッ…な、なんで…っ」
きつく根元を締め付けられて、昇り詰めていた快感が行き場なく俺の中でわだかまる。
我慢なんか出来なくていやいやと身体をゆすって抵抗したが、有坂の手は全く外れない。
「有坂、有坂ぁ…もう無理…ッ」
「まだ我慢してくれ。結城はイクとすぐに寝てしまうだろう」
「ね、寝ない…っ」
確かに過去何回か有坂としてきてイク度に速攻寝落ちてるけど、そんなに根に持ってたのかよ。
中途半端にされた身体はめちゃくちゃつらくて、今すぐイきたくて堪らない。
「もう少し待ってくれ。結城と一緒に快感を得たいんだ」
「――え?」
そう言って有坂は自分のズボンをずり下げる。
そこから取り出したモノが視界に入って、思わず俺は硬直した。
あれ、ちょっと待て。
なんかデカくね。
ゴクリと息を飲んで凝視してしまう。
もしかすると俺のよりデカいんじゃないか。
いや待て、もしかしなくても間違いなくデカいんじゃないか。
えっ、ひょっとしたら比じゃないんじゃないか。
衝撃の光景にイクのも忘れて完全に固まっていたが、有坂は気にせず俺のモノと自分のモノをぴたりと合わせる。
生々しい感触にビクリと身体が震えてしまう。
「…っちょ、ちょっと待って」
「なんだ」
「えっと…」
完全に言い淀んでしまう。
チラッともう一度見下ろしたが、どう見てもデカい。
ていうか一緒に並べると大きさの違いを嫌でも痛感してしまう。
浅黒く大きいソレは俺のソレとは全然違くて、ドクドクとした血管の脈打ちまで伝わってくる。
すでに自分のでドロドロになっているそれが有坂のモノと触れて、透明な液が混ざり合っていく。
言葉も忘れてその卑猥な光景をガン見していると、有坂がクスリと笑った。
「そんなに見てくれるな。結城のとは違ってそう可愛いものではない」
何気なくそう言われたが、ちょっと待て。
それサイズの話じゃないよな。
見た目が俺の美しいそれとは違って明らかになんか逞しいって話だよな。
とりあえず言いたいのは有坂が大きすぎるだけであって、きっと俺のは普通のはずだ。
他の奴のは一度も見たことないけど、絶対そのはずだ。
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