アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
ぎこちない朝にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
ぎこちない朝
-
廊下を歩いていると、颯斗が前で歩いていた。
「おはよ。」
颯斗の肩をポンッと叩くと、颯斗はビクッと体を震わせた。
「お、おはよ……。」
「(やっぱりな……。)」
颯斗はこないだのことを気にしている。
ぎこちない態度だってことはすぐにわかる。
「颯斗、もう気にすんなって言っただろ?」
「えっ?」
「すぐに忘れるのは無理だろうけど、今まで通り仲良くしていこうって言っただろ?」
「柊………。」
「おまえがそんなんじゃ俺はいつまでたっても颯斗のことを諦められない。」
「………うん、わかった。ありがと柊。」
「おう。」
颯斗はニコッと笑ってくれた。
……俺も早く颯斗を諦めないとだな。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
4 / 65