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裂かれた傷にしおりをはさみました!
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裂かれた傷
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二日後
朝から学園内は騒がしかった
「どうしたのかな?」
聖「救急車沙汰の件の処分等かな?」
と光姫と聖は…大勢が集まっている場所に向かった…そこは寮の1階で以前竜也が…スクール水着やメイド服等を着させられていた場所だ
そこには 学園内新聞が貼られていた…
内容は
スクープ!!生徒会長にベッタリの九条光秋…親衛隊持ちの元生徒会長山下辰己と親衛隊に喧嘩を売る
と…言う記事で…連写による証拠写真と…タブレットも設置して…その喧嘩を売った動画を視れるようになっていた
聖「あの野郎…」
「いっくん?怖い顔してどうしたの?」
聖「あ…ごめん…」
「し~ちゃん…か…く~ちゃん?」
聖「………」
「どっち?」
聖「それは…」
?「俺だよ」
と…掲示板前にいる光姫と聖に…
恋歌が合流した
恋歌「新聞部は…俺の親衛隊が牛耳っているしな」
「え…」
恋歌「言っとくけど…記事に書かれてるが…場所は校舎の中庭だ…しかも綾人を敵視している山下辰己元生徒会長だからな…上手くいけばスクープを撮れて…更に大人しくさせれると思って張り付かせておいたんだよ…そしたら…コレが撮れた」
と恋歌は掲示板の記事を指して言った
聖「………」
恋歌「聖…結果が気にくわないのは判るが…」
聖「恋歌…(♯¬_¬)」
………
「く~ちゃんの差し金?って事?」
聖「!」
恋歌「……」
「当たりかぁ…動画的にも普段からも煽れば向かってくるだろうしね…」
恋歌「ああ…」
聖「恋歌…真意は?」
恋歌「今回は警告だよ…九条に対してな…」
「今回は…あの怪我で済ましたって事?」
恋歌「ああ…それに…そろそろ…綾人の親衛隊も動きそうだったからな…新聞部の部長は俺の親衛隊だが、副部長は綾人の親衛隊だ…その副部長から…そろそろ抑えが効かなくなってきているって聞いたからな…忠告を含めて口で煽るように喧嘩を売れって言っといたのさ…元生徒会長に」
「…忠告?…」
恋歌「みっちゃんには…親衛隊が出来たじゃん…だけど…九条には未だに親衛隊が出来てない…というか誰も作ろうと思ってないんだよ」
と話していると
?「恋歌…どういう事だ?」
と冷めた…かつ殺意を込めた声が聞こえた
それは
恋歌「綾人」
綾人「どういう事だと言ったんだ!!(`ロ´;)」
恋歌「どうもこうも新聞に書かれてるだろ?喧嘩を売ったのは九条だと」
と恋歌は冷静に言った
綾人「そうじゃねぇ!山下をけしかけたのは!」
恋歌「適任だからさ…それに…普通なら俺達に手を貸さないが…お前に嫌がらせが出来るって告げたら喜んで引き受けてくれたよ…それに…先に手を出さなければ停学にすらならなくて済むし、弁護的に証拠写真や映像も新聞部を使用して用意すると言ったしな…」
綾人「てめぇ…」
恋歌「綾人…そろそろ…お前の親衛隊も限界みたいだしな…俺らの…みっちゃんみたいにしたくなければ…さっさと見限っとけ…山下的にも…お前の感情を露にした怒りの顔や弱味を見つけれて嬉しそうだしな…」
綾人「んだと!!恋歌!!(`ロ´;)」
と綾人は恋歌に怒声をあげた…それは…1階に居た面々から注目の的だった
恋歌「ちなみに弱味は九条と…今まで一緒に居た俺達が離れた事だ…さてさて…今のところ…お前の傍に居て危ないのは誰だろうな?(笑)」
綾人「恋歌!!覚悟は出来てるか?」
恋歌「ブーメラン」
綾人「は?」
恋歌「その言葉…そっくりそのまま返すって意味さ…こんな所で停学を受ける生徒会長が更に暴力沙汰とか…」
………
聖「そういう…」
「…要は…九条が大事なら…さっさと親衛隊を抑えつけるか…九条をキチンと教育するかしろってメッセージなんじゃない?」
聖「だな…」
綾人「は?」
恋歌「言ったろ?警告だよってな…まぁこっちの…みっちゃんには警告無しで…酷い目に遭わせちゃったがな…」
うん酷い目だったよ…
「生徒会長…打撲切り傷程度で済んで良かったね?」
と光姫が言うと…
綾人「てめぇ…元はといえば…お前さえ居なければ!!(`ロ´;)」
!
と綾人が言ったら
ドガッ!!
と…
聖が綾人を殴った…
聖「綾人…恋歌も恋歌だが…お前の発言も…いい加減にしろよ!!(`ロ´;)お前の発言で…これまでどれだけの奴等が嫌な想いをしてきたと思ってんだよ!!ざけんな!!」
と…聖が綾人を怒った…それには野次馬も恋歌も…鳩が豆鉄砲をうけたみたいに目が点となり…唖然として見ていた… 光姫を除いて
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