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* Scent.2 *にしおりをはさみました!
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* Scent.2 *
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濡れそぼった狭間に指が伝い、ぐずぐずに熱く蕩けきった場所へ埋めた。
「あ、ああぁっ、ん……」
──まだ、セックスしてないのに……っ。気持ちいいのっ……!
涼風の指が立花の感じる箇所を掠めると、さらに奥に入り込ませようと中が蠢くのが分かる。
それを厭らしいオメガの身体だと笑われるのだ。
布越しに硬い感触のものを擦りつけられ、それが涼風自身だと知ると、立花の胸は満たされた。
「入れて……お願い」
立花がねだると、息を荒くした涼風が押し入ってくる。
甘い矯声の途切れ途切れで、涼風は「ごめんね」と繰り返した。
そんなふうに気遣われながら抱かれるのが初めてで、立花はどうして、と上擦った声で涼風に問いかける。
そんな訴えもヒート中の涼風の耳にはもう届かない様子で、がつがつと獣のように立花の身体を求めた。
奥の、さらに奥の開ききっていない場所を太い切っ先で抉られて、立花は髪を振り乱しながら啼く。
「ひっ……ああぁ、あっ、あ……う……」
──気持ちいい……っ。涼風さんが入ってる……中で擦れて熱くなってるところがすごく、よくて……。
嫌じゃない。涼風に抱かれるのが、気持ちよくなってもらうのが嬉しい。
喘ぐ声に誘発されて、中に入っている涼風のものが容積を増した。
オメガの本能を奥底から引きずり出すような容赦のない責めに、立花は身体中をうち震わせた。
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