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[神野]から[紬]へにしおりをはさみました!
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[神野]から[紬]へ
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side神野
月曜日
学校にて――
最近は雫ともいい感じだし、
何より距離が縮まって嬉しい♡
でも、一向に名前を呼んでくれない( `H´)
デートの時だって…
どうにかして名前で呼ばせたいっ!
何かいい案ないかしら?そういえばこないだ
ニタくんと喋っていたらヤキモチ焼いてたわよね…
ピンッ!
いいこと思いついた♡
雫には悪いけど、また妬いてもらうことにしましょう!
ふふっ楽しみだわー!まずはニタくんに手伝ってもらうとこからね!
キーンコーンカーンコーン
雫「あっ、もう予鈴…
なんで俺だけ選択授業別にしたんだろ。」
(._.`)
「キュ-(⸝⸝⸝°◽︎°⸝⸝⸝)→ ン」
「1時間だけよ!それに終わったらすぐ会えるし」
雫「そうだね…」
ニタ「何そんなに寂しがってんだよー!そんなに寂しいのか?w」
雫「お前じゃねー!」
ニタ「いたっ!そんな殴らなくてもw」
相変わらずね( ¯﹀¯ )
「もうそろそろ始まっちゃう!ニタくん行きましょ!」
ニタ「おう!」
ガヤガヤ
雫がいないこの時がチャンス!
「ねぇ!ニタくん!!これから名前で呼んでもいいかしら?」
ニタ「んぁ?いいぜー!でも珍しいな。皆ニタって呼ぶのに。なんでだ?」
「いや、ちょっとねー!皆とは違う呼び方したいなーって。ほら、遊も!名前でよんでよ!もう友達でしょ!
私たち!」
雫に妬いて貰うためとは言えないわねw
ニタ「そーかっ!なんか新鮮だなっ!」
友達なのに今から嫉妬させるためとはいえ、なんか申し訳ないわ。雫に名前で呼んで貰うためよ!紬!
( '-' )ノ)`-' )バシッ
ニタ「っ!どーした急に!!自分を叩いたりして」
「ヒリヒリ。あはは、気合いよ。気合い!」
.........………………………
キーンコーンカーンコーン
「ふぅ!やっと終わったわ!」
「さて!クラスに戻りましょー」
トコトコ
廊下――
もう雫も終わるだろうし、やるならこの辺りかしら
ギューっ
ニタ「なんだよ紬ー、抱きついできたりしてw」
「ふふっw遊は優しーのね!大好きよ!」
ニタ「っ//俺何もしてーね!離れろっwあっ!雫ーー!
紬が勉強で頭行かれちまって!助けてくれぇーー!」
バサバサ
雫「……何して」
よしよしこのままヤキモチ妬いてくれれば完璧
バサバサ
そんなに名前で呼び合ってる+抱きついてるのが
ショックだったのか雫は教科書たちを落としていた
ニタ「?、大丈夫か?」
雫「…っごめん。手が滑っただけ、だから、」
ふふっわかりやすすぎw
「雫!今日掃除当番だから昇降口でまっててくれる?」
雫「…わかった」
ちょっとベタな作戦な気もするけど、
名前呼んでくれるかしら
...........................掃除後
「ごめんっ!待った?」
雫「…別に、大丈夫」
「そっか!じゃあ帰りましょうか」
あれれ、何か違うもっとこう、すぐに名前で呼んで来るかと思ってたのに!ただ冷たくなっただけ!?
うん。もう少し様子を見よう
雫「フッ…ぅう、ズズ…」
「ッ!?ど、どうしたの!?雫!」
あちゃー泣かせちゃった
雫「だってぇ…ぅう、さっきぃ、ニタとイチャイチャしてたから、俺嫌われたのかなってぇ…ヒック」
「嫌いになってなんか無いよ??…ごめん、実はずっと雫が[神野]呼びだったから名前で呼んで欲しいなーって思ってて、それで遊(ニタ)くんとイチャついたら嫉妬して名前で呼んでくれるかな、なんて…あはは」
雫「…ほんと?嫌いになってない?」
「うん!大好きよ!」
雫「えへへ、良かった。でも、[遊]ってまだ呼んでるし、
しかもニタのやつも名前で呼んでるし…納得いかない!」
「雫も「紬」って呼んでくれてもいいのよ?」
雫「…なんか//恥ずかしいしからやだ」
「えー!呼んでくれないなら、もう一緒に帰らなーい!」
雫「わ、分かったから!まって!」
「うん♡待つ!」
雫「……///つ、紬」
顔真っ赤にしちゃって襲いたくなる
「ん!チュッ」
雫「んっ///んぁ…ふぅん//」
雫「ップハ//バカっ!キスまで求めてない///」
「ふふっ嫌がってないからいいでしょー!」
雫「っぐ…」
「図星ね♡」
こうして紬は無事名前で呼んでもらうことに
成功したのであった
つづく
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