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18歳以上ですか?
保健室にしおりをはさみました!
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保健室
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「し、失礼します。」
「はいはい。お疲れ様。飴いる?」
「は、はい!」
僕は保健委員でもある。それで今日はその仕事出来たんだけど……
「どしたの?」
センセイはとてもキラキラ、いや、なんかなまめかしくて……。僕なんかじゃ直視できないのだ。
「ふふ、なんか赤いよ?ねつある?」
「い、いや!」
先生は保健室の先生とセラピーも兼任してて本当は少し相談しようかとも思ってたんだけど。でも話せる自信が無い……。
「あれ、恋くん?悩み事?」
「は、はぁ。」
先生にはおみとおしだけど……でも男なのに男が好きなんて馬鹿にされ……いや、先生はそんな人じゃない……たぶん。
「恋の悩み?いいね、僕そういうの好きだよ?」
「そ、そのっ……。」
僕は先生に全部話した。
好きって気がついたこと。同性だってこと。釣り合わないこと。話せないこと。痛いこと。
「んー。そしたら僕のことを話してあげようか。」
そう言って先生は飴を口にいれた。
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