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オッスオッス!!にしおりをはさみました!
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オッスオッス!!
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「熱下がらんな」
「うん」
松永は体が弱い。その日熱を出して松永は寝込んでた。
昔からそうなんやけど松永は風邪ひいている人間が少しでもそばにいたらしっかりその風邪をもらって帰って来る。
季節の変わりにはしっかり風邪ひくか熱出してる。
体調崩してる。
マスクをしていてもしっかり風邪のウィルスをもらって来る。
人ゴミを歩けば頭痛がして来るみたいで家に帰ってぐったりしている。
繊細な体過ぎる...........
俺と全く違う。
松永は仕事がどうしても休めないらしく無理してその日も仕事に行った。
俺は上司のゴリラ藤沢に無茶言って仕事を早めに上がらせてもらって松永の会社の前で車で待っていた。
「ごめんね」
「いいよ。帰ろう」
会社の建物から具合が悪そうに出て来たマスク姿の松永を車に乗せる時にこちらに猛スピードで走って来るスーツの女がいた。
松永のメンター社員の近藤さんだ。
「長野さん松永君お願いね。これつまらないものだけど二人で食べて。デパ地下で買って来た」
「すんません。頂きます」
「本当は休ませてあげたいんだけどここ最近立て続けに案件が増えて。みんな残業続きで.........さばききれなくて松永君にも無理させてるね、ごめんね」
キマイラの見た夢では出て来る人間やけどあんまその後近藤さん出て来んかったよね。
近藤さんとは何度か俺たちの家で会ってる。
近藤さんは松永のことを好きになったけどその後いろいろあって松永とは恋愛感情ではなく友情を保ってくれてる。今は彼氏おるしリア充の仲間入りやね。
その彼氏にも松永を紹介しとるらしい。
メンターの近藤さんと松永が仕事でもプライベートでもメールやり取りしたり連絡し合うから彼氏が勘ぐっているということがあったらしい。
松永が二人と会って自分から突然彼氏にカミングアウトしたと近藤さんから聞いてる。
入社してからずっと面倒見てくれた近藤さんに迷惑がかかるのも自分が原因で仲違いしたり最悪破局するのを見るのも嫌がったんだろう。
今は近藤さんの彼氏共々仲が良いらしいが彼氏も松永のことが気に入ったみたいで近藤さんが嫉妬したりするらしいからおもろい関係やな、と思う。
近藤さんに別れを告げて家に帰る。
松永はスーツを脱いでパジャマに着替えるとリビングのソファでぐったりと体を預けていた。
抱き抱えるようにして松永の頭や頬を撫でる。
「風邪やと思う。長野にうつるかもしれん」
「松永みたいにヤワに出来とらんよ」
飯は近藤さんがくれたデパ地下の飯があるからなんもすることないし洗濯も今朝俺が早めに起きてやっていたからしばらく二人でソファで寝そべるように抱き締めあった。
松永は体弱いなぁ。
影響受けやすい体なんやろうか。
今まで人を拒絶して生きて来たのに病魔とかは拒絶出来んみたいで全部受け取ってしまってる。
難儀な体と心やなぁと彼氏のことながら不憫やと思う。
でもそんな弱いやつ程守りたくなるよね。
松永心は全然弱くないけど。
体弱ってる時はぐったりしてるから守りたくなる。
「みかん食う?」
「食欲ない」
「食べないかんよ」
みかんの皮をむいて松永の口にグイグイ押し付ける。
「ちょwwww」
「食えー。食わないと口移しで食わすぞー」
「食べるけん無理やり押し付けんで」
そうせんとなんも食べんやろーが。
「眼鏡取って来る」
「持って来てるよ」
家に帰ったら松永はすぐコンタクトレンズ外して眼鏡にするから玄関入ってすぐにベッドルームに置いていた眼鏡も手に持って来ていた。
「ありがと」
「おぅ」
「なんも言わんでも出て来るんやね」
「何年付き合ってると思ってるん」
「そうだね」
松永がゆっくり優しく微笑む。
中古マンションやけど壁が厚いけんシンと静まり返った部屋に二人でそんな風にしてソファでゆっくりしてた。
「長野もスーツ脱がないと皺になるよ」
スーツのままパジャマの松永を抱き締めてソファに二人で横たわっていた。
「いいよ。しばらくこうしてよう」
「うん」
熱と疲労でだるいんだろう。
目を瞑って松永はじっとしてる。
「お尻ワシワシしない......」
「すまんいつものクセで無意識にしてたwww」
つい抱き締めると松永の尻を手でワシワシワシ掴みしてもみまくってしまう。
「長野あたってる」
「分かっとる。そんなつもりはないけどどうしても言うことを聞いてくれんちゃもんさ」
フルオッキの俺のが松永の体に密着してビクンビクン動いてる。
動かしてたんやけどね。
結構これ自由に動かせるんだよね。
グイグイ、って。
男にしか分からんだろう。
条件反射でオッキしてしまう俺の息子に松永は苦笑いする。
「今日はせんよ、松永、ゆっくり休ませないかんけん」
「当たり前。僕もしてあげたいけどきついけんごめんね」
「なんで謝るん?」
「だって今日長野いろいろ気遣ってくれるけんね。してあげたいけど元気なってからね」
「分かった。飯食おう」
「うん、長野先食べて。僕少し横になりたい」
「じゃあベッド行こう。一緒に少し寝て起きてから食べよ」
俺も昨日松永の具合が悪いのが気になってあんまり寝てなかったから松永を抱き抱えてベッドルームに向かう。
スーツ脱いでワイシャツも脱いで上半身裸下は一応ボクサーだけ履いて一緒に寝る。
「長野........はみ出てる」
「ああ気にするな」
俺のがデカイのを無駄に文章で誇示してるわけじゃないけどローライズのボクサーから俺の息子が「こんちは♪オッスオッス♪」しちゃうんだよぉおおおおおお!!
その状態で松永をまた抱き締めて眠りにつく。
松永は気にせず爆睡を始めたが
俺も息子も元気が出てしまって
「あー。やれなくて残念」
と思う気持ちと
「息子は顔出してるけど俺は今とーっても松永が心配」
と下半身がフルオッキしているのを松永の体にグイグイ押しつけながらそんなこと考えてなかなか眠れなかった。
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