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雀にしおりをはさみました!
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雀
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家に帰ってからも凛月はそわそわしていて、いつもより落ち着きがない。
晩飯を食べるとき、珍しく凛月から話しかけてきた。
今日の凛月はテンションが高い。
「今日、とっても楽しかったの」
「そうか、良かった」
「お外、知らないのがいっぱい」
「だんだんわかってくるようになるさ」
「すずめさん、ちょっとびっくりした」
「飛んだからか?」
「うん。どうやったら、ぼくもとべるの?神童さんもとべる?」
「いや、凛月も俺も飛べないぞ笑」
「どうして?」
「羽が無いからな。飛べないからどっかから飛び降りたりするなよ?」
「ぅ?」
「俺は子供の頃飛ぼうとして高いとこから飛び降りて骨折したんだ。危ないから凛月はやめとけよ?」
「ふふ、わかったの。...神童さん、また、お外出てもいい...?」
「おう、いいぞ」
「また一緒に、お出かけしたいの」
「あぁ、また行こうな」
「知らないいっぱい、ありがとうなの」
「どういたしまして」
食べ終わってからは、凛月は今日見たものの絵を嬉しそうに描いていた。
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