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帰宅にしおりをはさみました!
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帰宅
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はっ!!
寝ちゃってた!
おてがみはまだ片付けてない。神童さんが帰ってきちゃってたらどうしよう!隠さなきゃ!
慌ててベッドから降りて、リビングに走っていこうと思ったら、足に何かが引っかかって転けて、部屋に大きな音が響いた。
「痛い...」
とりあえず先におてがみを隠して、また神童さんの部屋に戻ってきた。
部屋の床にはさっき触ってた機械が落ちてた。
ぼくが引っかかったのはその機械から出てた紐だったみたい。
重い機械を持ち上げて、元の場所に戻したけど、機械は光らなくなっちゃった。
どうしよう...
どこを押しても光らない。直らない。
神童さんのお仕事の字が...
嫌われる。
捨てられちゃう?
どうしたらいい...?
「ただいまー」
神童さんが帰ってきた。
急いで神童さんのところに走って、神童さんに謝る。
「ごめんなさい。神童さん、ごめんなさい」
「ん?どうした?何かあったか?」
「神童さんの、神童さんのお仕事の機械、光らなくなっちゃった...ごめんなさい」
「は!?どういうことだよ」
「落としちゃって、光らなくなっちゃったの...」
神童さんは機械を見に行った。
バタンと閉まったドアの前で、ぼくは固まっていた。
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