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閑話:久々の。〜浩也視点〜にしおりをはさみました!
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閑話:久々の。〜浩也視点〜
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プルルルルルーーーーーーーー
あっ、電話だ。
「はい、もしもし。」
『浩也?久しぶり。』
「久しぶり〜。わざわざ電話かけてくるなんて、どうかしたの?」
本当に久しぶりだ。最後に会ったのは確か2年前だったし。
『ああ、しばらくそっちに戻ることになったからその連絡。教育実習。』
なんで俺にそんな連絡………
「へー、そうなんだ。どのくらい?」
『三週間。』
長い…二週間の人もいるのに……
「了解!じゃあ切るね〜?」
『あっ、慎也いる?!』
ほら来た。
やっぱり目的は慎也…。
「慎也はまだ学校。生徒会活動が忙しいんだってさ〜」
『そっか……』
そんなあからさまにガッカリしなくてもいいじゃん……
「もう、そんなに慎也と話したいなら慎也に電話したらいいのに……」
あっ!声に出しちゃったよー!
『だって慎也電話かけても出ないし…』
…………………
「えっ?嘘!慎也いつでも電話出るじゃ…いや、なんでもない〜また帰ってきたら連絡してね〜」
慎也が俺からの電話には出てくれてるってことに、なんだか優越感をおぼえる。
俺って性格悪いのかも………。
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