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手取り足取り?5〜天谷視点〜
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今日はいい日だったなあ〜…
「じゃあ兄さん、今日はありがとう。気をつけて帰ってね。」
「もう、そんな心配しないでよ……子供じゃないんだからさ?」
上目遣いのお兄さん可愛いな。
「それはわかってるけど…」
「帰ったら連絡するから。」
「わかった。」
もう会長が過保護な彼氏にしか見えないw
近親ホモとか今までそんな好きなジャンルじゃなかったんだけどなwwww
ナイス萌えをありがとう!!!
「優しそうなお兄さんッスね〜。」
会長に話しかけてみた。
「ふふ、優しすぎるくらいだよ。」
えっ、ちょっと待って何その笑顔。
ちょーーキラキラしてますけど、、、
俺そんな笑顔初めて見ましたよ!!!
やばい、ドキがムネムネ……違う、胸がドキドキ……皆いつもこれ見てんのか。
「望月君ってほんとハイスペックだったんだねえ…」
北上先輩が会話に入ってくる。
「ん?」
「だって家事も全部やってるんでしょ?それで部活もして勉強もして生徒会活動もしてるって……人間じゃないよ………」
たしかに!!それは俺も思ってた!!
「大げさだなー、家事は俺と兄さんの2人暮らしだから大したことないよ。」
なるほど、2人分だったらまだマシだよなー
って、ん?????
2人暮らし?!?!?!あのお兄さんと2人で住んでるんですか?!?!
ちょ、ちょ、落ち着け俺の脳内。
萌えがいっぱいー♡とか思ってる場合じゃねえんだよーーー!!
「えっ?ご両親は?」
そうそう、北上先輩、俺もそれが聞きたかったんだぁあ。
実は血が繋がってないとかそんな展開があるのか?!
「あっ、亮太君。この間言ってた教育実習生の名簿って出来てる?」
会長が……話題をそらしただと……?
これは何か隠してるに違いない。
「はいっ!出来てます!」
だけどもう会長は蕪木クンと会話を始めちゃって、今更聞けない……
でも言いたくなくて話をそらしたなら、もう聞くのは無理だな……くそう……
「ありがとう、仕事が早くて助かるよ。」
「……………っ…………………」
会長の笑顔にやられてるな。
蕪木クンってほんと会長大好きだよなー。
今日もナイス萌え!┌(┌ ^o^)┐
なんて思ってたから気付けなかったんだ。
名簿を見つめて、会長が珍しく笑顔を崩して少し怖い顔をしていたのにーーーー
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