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わからなくて
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「くッ、ん、ッは…ぁぁ」
さっきから女みたいな声が漏れて、
俺は必死で口を手で覆う。
「潤一君、声我慢しないで」
「や、ヤダ……。ッん!あぁ!!」
誠さんは、俺のアナルを舐めまわし、
時々舌をねじ込んでくる。
その行為だけでも、
頭がおかしくなりそうなのに、
たっぷりの唾液で潤った俺のアナルに、
指は2本、3本と数をかえて
前立腺を弄られる。
その度に俺は目の前がチカチカする程の刺激に襲われる。
何度も何度も
今まで味わった事のない、
刺激をくり返し与えられていると、
切ない程の快楽の波が押し寄せて、
身体中が熱を帯びる。
「んッ、ッはぁ…ッ、ま、誠さん、もう俺…、それヤダぁ…、」
「気持ち悪い?」
「わ、わかん…ない、わかんないけど…ッ、んんッ」
「んー、でもなぁ。ちゃんと解さないと、辛いの潤一君だよ?」
「……んんッ、でも、だ、大丈夫だからッ」
前も弄ってくれれぱ、イケそうなのに、
後ろばかりの刺激で、
与えられる甘ったるい熱が
もどかしい。
すぐにでも自分でペニスを扱きたいのに、
俺の口からは色香じみた声が漏れてくるし、
もしかしたら、触れてくれるかも…と、
濫りがましい期待か混ざりあう。
与えられるみだらな行為を受け入れる。
受け入れているのに、
それを拒む俺もどこかにいる。
もどかしくて、
わからなくて、
勝手に涙が溢れた。
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