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抗えない運命 side奏にしおりをはさみました!
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抗えない運命 side奏
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頸を噛む。
"番"同士のその行為はこの世のαとΩを強く結びつける為の唯一で1番強固な刻印、、、
ある日突然現れた橘さん。
俺の置かれた状況も、気持ちも全てすっ飛ばしてしまう位に運命の番の力は凄いみたいだ。
夕飯を終え、ソファで寛いでいると、いきなり
'奏、ごめんな。頸を噛まれるなんて痛かったよな。しかもいきなり無理やり抱かれて。
俺のせいで酷い目にも合って辛かった、、よな'
'いきなりどうしたんですか？熱でもありますか？'
'おい。いくらなんでも酷くないか？'
'だって、橘さんとおれは"運命の番"なんでしょ？
それに、今の自分、結構好きですよ？'
'そうなのか？'
'橘さんは物足りないかもしれないですけど、
一応、これでも橘さんの言う"運命"？
俺なりに受け入れてますよ？？'
'そっか、恨まれても仕方ないのにな。
、、、奏は強いよ。'
'橘さんに出会ったのも、番になったのも運命。
だったら、俺は受け入れようって。決して強くは無いですよ？'
'そうか。'
変な橘さん、、、一体どうしたんだろう？
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